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本を書きました。
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社会の閉塞感って、自分の言葉で、自分の思いを正直に語る人たちによって破られていくんじゃないかな。
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by ned-wlt
| 2013-03-09 12:50
| ビデオ・アーカイブ
コンピュータが人間から仕事を奪うという指摘は、最近では珍しいものではなくなりました。ネットや書籍ではもちろん、ビジネス関連の雑誌でも、そうした時代に生き残る方法が大きな話題になっています。そんな中『機械との競争』という本に出会いました。
本書も、雇用をともなわない経済成長の実態を明らかにしつつ、情報技術の指数関数的な成長が、人間から仕事を奪っていく姿を描き出しています。そこまでは「またか」と憂鬱な気持ちになる話なのですが、本書の中には、類書にはない、希望の種がしこまれていました。 1997年、人間最高のチェスの名手であるガルリ・カスパロスはディープブルーに敗れた。ディープブルーはIBMが1000万ドルを投じて開発したスーパーコンピュータで、チェスのための専用プログラムが搭載されている。(p109~p110)僕自身も、何度もこのブログで、コンピュータが人間の仕事を奪うという可能性はもはや可能性ですらなく、ほとんど確実な未来であるといった主張をしてきました。 それは失業率100%という、働かなくても生きていける社会が実現するまでの通過点ではあるものの、そこに至るまでの大混乱を思うと、暗い気分になっていました。しかし、ここからの本書の記述は、多くの人が読むべきだと感じたのです。 この大ニュースは全世界で報道されたが、その後の経過にも注目していたのは主にチェスマニアだけだった。そのため大方の人は知らないと思うが、現在世界最強のチェス・プレーヤーは、実はコンピュータではないのである。人間でもない。では誰なのか―コンピュータを使った人間のチームである。(p110)コンピュータと人間のチームは、コンピュータに勝つことができるという事実は、非常に刺激的です。この状況がいつまで続くのかはわかりませんが、一つの希望であることは間違いないでしょう。こういうことが起こった背景もまた、とてもユニークです。 いつもコンピュータが勝つようになって、人間対コンピュータの直接対決がおもしろくなくなったため、試合は「フリースタイル」が認められることになり、人間とコンピュータがとういう組み合わせで戦ってもよいことになった。近年のフリースタイル・トーナメントでの優勝者は、最高の人間でも最強のコンピュータでもない。カスパロフの説明を紹介しよう。(p110)「おもしろくなくなった」というところが重要でしょう。少なくとも、コンピュータ同士の戦いは、見ていて面白くないということです。そこにエンターテインメント性が生まれないというだけでなく、おそらくは、スポーツや芸術がまさにそうであるように、僕たちは人間の可能性を見ていたいのでしょう。 「優勝者は、アメリカ人のアマチュアプレーヤー2人と3台のコンピュータで編成されたチームだった。2人はコンピュータを操作して学習させる能力に長けており、これが決め手になったと考えられる。対戦相手にはチェスのグランドマスターもいたし、もっと強力なコンピュータを持つチームもいたが、すべて退けた。(中略)[弱い人間+マシン+よりよいプロセス]の組み合わせが、一台の強力なマシンに勝った。さらに驚いたことに、[強い人間+マシン+お粗末なプロセス]の組み合わせをも打ち負かしたのだ」(p110~p111)フリースタイルということで、コンピュータと人間のいかなる組み合わせもOKとしたあたり、非常に柔軟です。 将棋の世界も、そろそろコンピュータが人間を凌駕しそうなところまで来ています。ですが、仮にコンピュータが最高の棋士となっても、まだまだ将棋は楽しめそうです。なぜなら、将棋のチャンピオンとなったコンピュータが、後にコンピュータと人間のチームに敗れる可能性が十分にあるからです。 このパターンは、チェスだけでなく経済のどのシーンでも有効である。医療、法律、金融、小売り、製造、そして科学的発見においてさえ、競争に勝つカギはマシンを敵に回すことではなく、味方に付けることなのだ。(p111)面白いと感じたのは、コンピュータとチームを組んで勝てる人間というのは、必ずしもその世界の専門家でなくてもよいという事実です。もちろん、チェスの事例だけをもってして「経済のどのシーンでも有効」と結論づけるのは、ちょっと強引ではあります。しかし、ここには確かに希望があります。 これまで専門家と認められる人たちは、その専門分野の「知識と処理能力」で戦ってきました。ところが「知識と処理能力」では、世界チャンピオンレベルの専門家であっても、コンピュータには勝てない未来が(おそらくは)すぐにやってきます。 ですが、恐ろしく高性能なコンピュータがそこらじゅうに転がっているような近未来において、人間はコンピュータに負けっぱなしなのかというと、そうでもなさそうだというの、すごくないですか? 未来の世界においては「知識と処理能力」は、安価であきれるぐらい強力なコンピュータとして、コモディティー化しています。ですが「コンピュータを学習させる力」は、コンピュータ自身では(しばらくは)持ちえないでしょう。 では「コンピュータを学習させる力」とはいったい何なのか。それはまだわかりませんが、東大の入試を突破できるコンピュータの開発プロジェクトが動いている今、少なくともIQで表現されるような知的能力ではないでしょう。 これは直感なのですが「コンピュータを学習させる力」とは、人間からコンピュータを引き算して残るもの、すなわち人間の感情なのではないでしょうか。好きとか、嫌いとか、面白いとか、面白くないとか、そうしたことの価値が大事になってくるのではないかと感じます。 近代社会では、感情は理性の奴隷であるべきでした。これが終わり、僕たちは「感情の世紀」に向かおうとしているのかもしれません。 ジェットコースターは、カタカタと山を登りきり、ここから急加速するところです。混乱は避けられないでしょうが、しかし、それは破滅へと向かう戦争のようなものではなくて、人類の大きな飛躍なのだと信じています。暗い話なのに、なんだかワクワクするのは、そのためなのでしょう。 (しっかり前に進みます) なんだろうね ●無料メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai #
by ned-wlt
| 2013-03-05 21:54
| 書評&映画評
久しぶりに、寝ないで読みきる小説に出会った。読み終えた今、さんざん泣いたからなのか、徹夜明けだからなのか・・・とにかくこの頭痛を鎮めるために、これを書いている。
本書は、フィギュアスケートにおける、規定演技である。規定演技が文学になるということが、ストレートに驚きだった。 これは、人を自殺に追いやることがある「無邪気な分人」に向けて書いたものだ。読み終えた今は、本書に、ビジネス書のようなタイトルと装丁が選ばれた意味がよくわかる。 1人の人間は、ただ1人の揺るぎない「個人」としてあるのではなく、接する相手に合わせて立ち上がってくる複数の「分人」で成り立っている。もちろん、この考え方は、まるで新しくない。 さらに、普通の小説は、こうした「分人」の中でも特に、差別され、虐げられ、ついには存在すべきではないと責められる「消される分人」に、ツヤツヤとした生を与えるための手段だとも理解している。 その上で、本書が斬新なのは「消される分人」ではなくて、悪気なくそれを糾弾する「無邪気な分人」に向けて書かれている点だ。「そういうのは、どうなのよ?」と、「消される分人」をフルパワーで弁護してみせる、規定演技。 小説は、言語空間のスケートリンクという制限の中でなされるフリースタイルであるべきだと思ってきた。しかし本書は、明らかにそれとは違う。僕は、その理由を探りながら読み進んだ。 僕自身、どういうわけか、ビジネス書の著者という、物書きの最底辺にいる。だからこそ、本書がターゲットとした「分人」のことがよくわかる。僕は、規定演技のことを知っているからこそ、余計に楽しめたのだと思う。 なお、僕の手元にある本書は、サイン本である(自慢)。 (ラーメンを食べに行ってから、昼寝します) 古い機械 ●無料メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai #
by ned-wlt
| 2013-03-03 16:33
| 書評&映画評
これからの世界について考えています。その中で、元東大総長の小宮山宏先生のコラムにある3つの視点に頭を打ち抜かれました。整理しながら、この3つの視点について、僕なりの考えをまとめてみます。
●3つの視点とは? 視点1.知の爆発 インターネット上を流れる情報量は、2001~2009年の間に71倍に激増しています。ところが実際に人々に受容され消費される情報量は、同じ8年間で2.5倍程度と停滞しています。情報が多すぎるのです。それでも、情報は今後も増え続けるでしょう。 視点2.有限の地球 地球の資源は有限です。いうなれば、酸素ボンベみたいなものです。それを人類の皆でシューシューやってきましたが、いよいよ残りわずかです。環境汚染や地球環境の変化によって、人が生きるコストも今後上がって行くということです。環境を消費してまで、特定の商品を製造することに「待った」がかかるようになるはずです。 視点3.高齢化 人類は、多産多死(たくさん生まれて、たくさん死ぬ)社会から、少産少子社会へと転換しました。この切り替わりの途中には、子供と老人が少なくて、労働力が豊富にある「人口ボーナス」と呼ばれる時期があり、そこでは経済発展が期待できます。しかし、これからの世界では、そうした時期が終わり、経済発展が見込みにくくなります。 小宮山先生は、人類が直面している様々な問題の背景には、この3つの視点のどれかが存在すると述べています。ここに新しい需要を見出すことで、日本の未来に活路を生み出そうというお話です。うーん、小宮山先生すごい。 ●まず、思いついたこと 思いついたのは「知の爆発」は「有限の地球」と「高齢化」を解決するための手段であり、人類に残された最後のチャンスではないかということです。 これからのビジネスの多くは「知の爆発」を制御し、その成果として「有限の地球」と「高齢化」の問題を解決するというモデルに沿っていない限り、長続きしないでしょう。いや、そうなっていないと、人類がダメになってしまいます。ですから「知の爆発」を制御する力こそ、教育の要になりそうです。 なるほど「有限の地球」と「高齢化」に関連する、より具体的な課題を発見する力も重要です。しかし、こうした課題の発見自体が「知の爆発」の中で行われます。ですから「知の爆発」を制御できなければ、有効な課題設定も、解決策の策定も、どちらもままならないわけです。 近年「知の爆発」に対しては、情報を収集・整理して届けてくれる人という意味での「キュレーター」に注目が集まっています。ただ個人的には、これからの時代に収集・整理すべきなのは、もはやニュースではないように思うのです。 それは、学問領域を超える、学際的な学問の「キュレーター」なのではないかと。そして、自らがそのような「キュレーター」にならなければ、少なくともビジネスにおいては、差別化がきかず、どうにもならない未来が見えます。 ●この時代に活躍できる人材の要件とは? まずは自らが、なんらかの学問領域において、専門性を獲得することが大切になりそうです。軸がないままに、様々な学問の表層だけをすくい上げても、細部が理解できるようにはならないからです。 もう少し抽象化すると、専門性とは、研究者たちの実績として生み出される先行文献(論文・特許)を、過去のものも、最新のものも含めてフォローできる、しているということでしょう。また当然、自身もその専門領域の発展に貢献していないとなりません。とはいえ、これだけでは不十分です。 これに追加される要件として「有限の地球」と「高齢化」のどちらかの領域においても相当な知識を持っている必要があると思います。軸となる自らの専門性を持って「有限の地球」と「高齢化」のどちらかの具体的な問題を解決する必要があるからです。 ということは、これからの教育に求められるのは「有限の地球」と「高齢化」に関する知識を鍛えつつ、これとは別に、なんらかの学問分野における専門性を鍛えるといったことなのかもしれません。なんとなくですが、見えてきたように感じます。・・・おそらくは、見えてきたのではなくて、単に歳をとったということなのでしょうが(笑)。 (本を読んでから寝ます) 空に向けた目線 ●無料メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai #
by ned-wlt
| 2013-02-26 21:51
| 時事評論のまね
最近、僕はタイトルとした「動物園のライオン、サバンナのネズミ」という表現をよく使います。講演会やセミナーではもちろん、ちょっとした口癖として、そこかしこで発しています。
背景には、社会構造が大きく変わりつつある今、サラリーマン的な考え方をしていては生き残れないという危機感があります。 ここで言うサラリーマン的であるとは、毎日言われたことさえやっていれば、毎月決まった日に給与が振り込まれる環境に「慣らされている」といった意味です。ちょうど、日々決まった時間にエサをもらい、衛生面にもめぐまれた、動物園の動物のように。 別に脅しではなく、新卒の時点で、いかに優秀な「ライオン」であったとしても、長年、動物園のような環境で暮らしてしまえば、野生の世界、すなわち個人で戦う競争社会では生き残れないと思うのです。 逆に、たとえ「ネズミ」にすぎない能力しかなくとも、自らの糧を、自らの力で勝ち取って生き残ることに慣れていければ、どうにかなると考えています。 自分自身に対しても問いたいのは、今、自分のもらっている給料は、本当に、それだけの付加価値を出した結果として得ているのかということです。 そうしたことを日々自問自答しながら、自分の付加価値を出来る限り高めようとしているのかどうか。サバンナに生きようとしているのかどうか。 リスクを計算して、ただ低いリスクのほうに向かうということは、なにかを選ぶということではありません。この方法で結果として行き着くのは、やはり動物園だからです。 生きるということは、そもそもリスキーなことです。もちろん、無駄なリスクを取る必要はありません。しかし、リスクからただひたすら逃げるということは、すなわち、自分の人生から逃げるということにはならないでしょうか。 なお、野生のアフリカ象の寿命は56歳ですが、動物園のそれは17歳だそうです。 (久しぶりに、自由に書く喜びを味わっています) ある冬の日の記憶 ●無料メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai #
by ned-wlt
| 2013-02-20 00:05
| 時事評論のまね
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