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「音楽とは、言葉をさがしている愛である。」
シドニー・ラニエ 3月上旬の記録的な寒さはあっという間に過ぎ去って、オランダも本格的に春めいてきました。野花がさきはじめ、大きな花束を抱えて友人の家にお呼ばれする人々もずいぶんと見かけます。そんな春の日、僕たち家族は、音楽学校の説明会(オープン・デイ)へと出かけたのです。 種類はなんでも良いから、どうにか一つでも楽器を上手に奏でられるようになりたいものです。あこがれますが、習い事を長期間続けるのはなかなか難しいですよね。僕もこれまでいくつか楽器にチャレンジしたことがありましたが、どれもこれも中途半端。人前で披露できるほどにはなりませんでした。 うーん、結局楽器をマスターできなかった親が、いったいどんな楽器を子供にすすめられるというのでしょう。子供の好き嫌いを尊重するのはもちろんですが、現実のセレクションには親が大きな影響力を持っていますからね。よく考えないと・・・。 保守的に行くなら、ピアノかバイオリン。ピアノは大きくて引越しの邪魔になるのでバイオリンか?いやいや、ピアノのほうがジャズやポップスなど、ジャンルを超えたポピュラリティーがある?サックス、フルートなんかの管楽器は?チェロもかなりよい。クラシックギター?いっそ初めからエレキギターというのは?ベースもカッコイイなぁ・・・。エレキギターがうまい女性というのはチャーミングな感じがするけど、人生ずっとエレキってのもなんだかなぁ、少年ナイフになっちゃうのもなぁ・・・(好きですけど)。ドラム?うーん、授業中ずっと机をタカタカ叩いていて怒られる学生になりそうだなぁ・・・。 選択の自由度が高すぎるケースを扱うことは、僕にとってはかなり困難です。条件を設定して消去法で選べるのなら難しいということは無いのですが、自分の本当の欲求を見極めてそれともっとも調和する選択をするということは、直感の問題ですからね。同様のことが職業選択などについても言えそうです。 楽しい一日でしたが、とても上手に楽器を演奏する子供達を見て、選択すべきたくさんの事柄を、いつも先送りしながら生きてきてしまったような気もちになった日でもありました。始めようと思えば明日からでも始められることがいっぱいあるのに、でも始めない。 ダイエットしろって(笑)。 あこがれる本: 「勝海舟のすべて」 小西四郎編 新人物往来社 あこがれる音楽: 「バッハ:インヴェンションとシンフォニア」 グレン・グールド ![]() #
by NED-WLT
| 2005-04-09 04:20
| 日々の暮らし
日本の物価は下がっています。財務省が海外の投資家向けに作成した資料(今年2005年1月のプレゼン)から、地価と株価の下落を示す生データを切り抜いてみます。読みにくい場合はグラフをクリックして拡大してください。
![]() 日本の6つの大都市における地価平均(青線)が、現在はピーク時の10~15%程度になっていることが解ります。人間は、昨日起こったことは、今日も明日も起こると考える生き物であるとするなら、日本人は一般に、今後も地価や株価は下がると潜在的に感じていると言えるかもしれません。 このことは、他の変動要因を無視するなら、今後も日本人は土地や株を購入しないでお金を貯め込み、さらなるデフレが発生するであろうことを示していると思います。デフレとは、お金をお金のまま持っているほうが、土地や株を買うよりもずっと良い投資になるということです。 さらに日本人の総人口は、まさに今、減り始めようとしています。人口が減るのですから、家や土地、その他いろいろな商品への総需要も減ると考えるのが自然ではないでしょうか。そう簡単に少子化に歯止めがかかるとは思えませんので、人口という観点からも地価や株価などのデフレが支持されているとも言えるかもしれません。 新聞やメディアで繰り返し伝えられていることですが、以上のように日本には強烈なデフレへの圧力が存在します。地価と株価の分析結果からは、現在の日本は人々がお金を使おうとする力にかけている、つまり需要の力が弱っている状態にあると読めます。 需要が弱っており、デフレになっているときには、金利を下げて貯金することの魅力を無くしてやればよいというのがマクロ経済学の教科書が教えるところですが、ご存知の通り、日本の金利はすでにほとんどゼロ。これ以上、金利を下げることで需要を喚起することは不可能になっています。弱っている需要を回復させるのは非常に難しい状態であると読めるのです。 需要が弱いということが、なぜ日本の危機につながって行くのか。そこに解決策は残されているのか。続きは、もう一杯ベルギービールを飲んだ後ということで。 ![]() #
by NED-WLT
| 2005-04-07 05:30
| 時事評論のまね
![]() アルコール度数: 8.5% 330ml価格: 1.34ユーロ 先のビール・ワールドカップ(アメリカのビール醸造所協会主催)において、ベルギービール部門、トリプル系カテゴリで1996年と2004年の2度、ゴールドメダルを獲得しているベルギービールです。 このビールは、1074年にベネディクト派の修道士によって設立された教会をルーツとする、アフリゲム醸造所で製造されています。記録によると、アフリゲム修道院では、1129年には巡礼者達の為にビールが醸造されていたそうです。2000年からハイネケンの傘下に入っており、ハイネケンがマネジメントを始めてから、この醸造所のビール生産量はハイネケン以前の3倍以上に伸びています。 アフリゲム醸造所が設立されたのは、日本の平安時代ですよ・・・。10円玉の絵柄である平等院鳳凰堂(国宝)が出来たのがほぼ同時期の1053年ですから、もちろん当時の原形は留めていないとはいうものの、なんとまあ歴史の長い醸造所じゃあないですか。平等院ブランドの日本酒を想像すると面白いですね。 ![]() くわっ、あっ、これまで経験したことのない味だ・・・。苦いのか、フルーティーなのか・・・。お、おいしい!はじめに苦味、すぐに甘みと酸味、アフターテイストでまた苦味。 複雑な味わいがある大人のビールという感じです。苦味、酸味共に強めでしょうか。かなり個性的な印象を受けました。きっと好き嫌いが別れるビールだと思います。 本稿の主な情報ソースは、アフリゲムのサイトでした。このサイトは英語をサポートしていますし、修道院の音楽がバックに流れていて、雰囲気があります。楽しいので一度、飛んでみてください。ちなみに、サイトの"Jobs"を参照したところ、醸造所は現在、従業員の採用をしていない模様です。ちっ、だめか(笑)。latartineさまの「おビール広告。」では、このビールの広告を見ることができます。 #
by NED-WLT
| 2005-04-05 04:34
| ベルギービール
「春風の夜にして見たる我家哉」
小林一茶 今日は、予報どおりとてもよい天気だったので、きちんと予定も立てぬままアムステルダム方面へと国内観光に足を延ばしました。やっと春らしくなってきたというだけでなく、慢性的に天候に恵まれないオランダ住民にとっては、今日は本当に素晴らしい日。混み合った電車の中では、どの乗客にも笑みが浮かんでいます。 風車で有名なザーンセスカンスという町でパンケーキを食べ、風車と羊を見ながら散歩をした後、アムステルダムでは1時間ほどの運河クルーズをして、夕食に中華街で中華料理を食べました。今日は天気が良かったとはいえ随分な距離を歩いたと思います。 ウキウキして楽しかった往きの電車とは対照的に、暗くなってしまって車窓に風景を楽しめなくなった帰りの電車では、家族皆の疲れがピーク。娘は眠いのに眠れなくてイライラ、両親もすっかり口数が少なくなっていました。 やっと我家の前のバス停に到着し、ついに眠ってしまった娘を抱えてバスを降りると、夜風に強く水仙の香りがしました。そのとき、何となく過ぎてしまう時間には恐ろしいほどの価値があるのだということを確かに感じたのです。 晴れた日の本: 「赤毛のアン」 モンゴメリ 晴れた日の音楽: 「パーフェクト・エンジェル」 ミニー・リパートン ![]() #
by NED-WLT
| 2005-04-03 07:57
| 日々の暮らし
「我々は歴史の観察者たる以前に、まず歴史的存在である。」
ディルタイ 南仏を旅行したときにポンデュガール(Pont du Gard)を見ました(本稿の写真がそれです)。高さ約50メートル、長さ約300メートルの、2000年前に作られたローマ時代の水道橋で、3段のアーチ構造になっており、一番上の部分を水が流れていたそうです。以前は、この一番上の水道を歩き渡ることができたそうですが、現在は金網で仕切られており、歩くことはかないませんでした(残念)。 調べたところ、この水道橋、水源地(ユゼス)と都市(ニーム)を結ぶ全長約50キロにも及ぶ導水路の一部なんだそうです。ちなみに、ユゼスとニームの高低差は僅か17メートル。ということは、水を流すために1キロ毎に34センチ(17メートル÷50キロ)という、およそ2000年前の技術としては信じられない精度で、勾配がビルドインされていることになります。すごい・・・。 考えても見てください。現代と違って、ローマ時代は建設機械に乏しく、作業者の人数や作業期間は莫大だったはずです。それらをエクセルやSAP無しで的確に管理し、ついには2000年の時を超えるような大建築を完成させるんです。 ど素人の勝手な想像ですけど、こういう巨大建築って、昔図鑑でよく見た想像図のように、現場監督が石の上に立ってムチをフリフリ、奴隷を痛めつけて達成できることじゃないと思います。数万人という奴隷を、プロジェクト終了までの何年もの間、恐怖によって管理するのは不可能に思えるからです。そうではなくて、なんらかの方法で、奴隷たちの建築作業そのものへの高いモチベーションを維持していたのではないかと思います。 結果として奴隷にかかる経費が同じなら、いかにして彼らの健康を守り、多国籍、多民族、多宗教からなったであろう奴隷同士の争いを防ぎ、彼らのモチベーションを同一の目標に向けて高めて行くのか。機械に頼れないからこそ、現代とは比較にならないほど完成されたヒューマン・マネジメントのノウハウを持っていたのではないか、なんてことを想像します。さらに、建築が完成した時には、奴隷と主人の別なくその雄姿に歓喜したのではないか、などと根拠のない空想を膨らませたのです。 水道橋の下を流れる川がとてもきれいでした。透明度が高く、緑の森を映していました。岩魚に似た魚影も見られました。この川は、夏になると人が泳ぐために集まってくるそうです。僕は秋に行ったのですが、風がソヨソヨしていて気持ちが良かったです。 この水道橋周辺の畑で作られるブドウからできるワイン(vin de pays des Coteaux du Pont du Gard)があります。安いワインですが、僕は結構すきです。あっ、酒の話になってしまいました・・・(笑)。 次の本: 「ネクスト・ソサエティ」 P. F. ドラッカー 次の音楽: 「スタンド」 スライ & ザ・ファミリー・ストーン ![]() #
by NED-WLT
| 2005-04-01 01:50
| 旅行と観光
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