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ちょっと古いデータなんですけど、OECD(経済協力開発機構)の2001年における調査結果(pdf)を基にして、またリンクさせていただいている方々の滞在国も考慮して、年間労働時間の国際比較を作ってみました。
![]() あくまで個人的な経験ですが、これまでの5年間で僕の上司は3回変わりましたが、偶然にもその3人が3人とも、週に4日しか働かない人々でした。週休3日です。エントリ「仕事とプライベート」でも触れましたが、基本的にはというよりもほとんど9時5時の仕事で、かつ年に一度、一ヶ月程度の長期休暇をとることは僕の周囲では稀なことではありません。 ところで、この意外と少なく思える日本の労働時間は信頼できるデータなのでしょうか。残念ながらNOです。日本には悪名高いサービス残業なるものがあり、こうした統計が現実を反映しているとは考えにくいからです。その証拠に、日本は国連の人権を監視する委員会から、人権に反するレベルとなっている長時間労働を改善するよう指摘されています(委員会の最終見解:C.主な懸念される問題の第19項を参照して下さい)。 僕の勝手な予想では、実際の日本の労働時間は、おそらく韓国と同程度(年間2,500時間)のレベルではないかと思います。そもそも、看護婦さんなどの医療関係者や、IT業界、マスコミや商社などの、ほとんど伝説となるほどの長時間労働は皆が普段聞くところではないでしょうか。例えば、看護婦さんたちの仕事を調査した看護現場実態調査(日本医労連による)の概要を是非一目で良いので見てみてください。この実態調査からは、圧倒的な長時間労働に加えて、さらにサービス残業をしていないという解答は僅かに全体の34.6%しかなく、残り約65%の方々はみなサービス残業をさせられていることがわかります。 高い失業率と、長時間労働の事実を受けて、日本でもワークシェアリング制度を取り入れることを試みている様子が伺えますが(例えばこの厚生労働省のサイト)、指摘されている長時間労働、そして何より回復する気配がない日本の失業率からは、ワークシェアリング導入がうまく進んでいないと考えられます。なんで日本ではうまく行かないんでしょうか。ここらへんは、またいずれ考えてみたいです。 ![]() #
by NED-WLT
| 2005-05-19 01:43
| 日蘭データ比較
「友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である。」
フォン・コッツェブー 先週末のことです。いつものように寝過ごしているところを教会の鐘の音で起こされました。窓を開けると鳥のさえずり。なんとも気持ちの良い季節です。 遅めの朝ごはんを食べ終え、今日はどこに遊びに行こうかなどと紅茶を飲みながら家族で話していると、呼び鈴がジリリリ、と鳴りました。また募金のお願いかな、とか思いつつ扉を開けると、背の高いオランダ人女性が戸口に立っています。顔見知り程度のご近所の奥様です。そして目線を下に移すとその女性の後ろに、プラチナブロンドの髪をおかっぱにした小さな女の子がもじもじして僕を見上げています。 「えっと、何でしょうか?」 「うちの娘が、お宅のお嬢ちゃんと遊びたいと言っているのですが・・・。」 「ちょっと待って下さい!準備してきます!」 娘がオランダ人の友達を作るまたとないチャンスに、家族が緊急スクランブルです。僕は小奇麗に見える洋服を探し、家内は眉を書く!娘は・・・トイレにはまったふりをして助けを呼んでいる! 「すぐ支度しますから、もう少し待って下さい!」 「休日なのに、お邪魔じゃなかったですか?」 「たー、ちけー、てー!、パパ、たー、ちけー、てー!」 「いえ、そんなって○○○(娘の名前)!ちょっと○○○(家内の名前)!」 「今無理!眉毛、まだ半分しかない!」 結局それから二時間ぐらい、娘と遊びに誘ってくれた少女(娘よりも数ヶ月お姉さん)は仲良く遊びました。娘はまだオランダ語を理解しているとは言い難く、時々少女のお母さんが、少女の伝えたいことを英語に通訳してくれて、それを僕が日本語にして娘に伝えたりする場面もありました。それでも、基本的に子供同士のことは彼女達で解決できている様子で、楽しそうに遊んでおりました。親同士では、これからもっとこうした機会を持ちましょう、ということで合意に達しました。 そろそろお昼という時間になって、お別れです。少女は帰りたくないと泣きます。それほど、娘と遊ぶことを楽しいと感じてくれたのかと、こちらまで胸がつまりました。その傍らで、娘はケロッとしておりましたが(笑)。 前進です! きっかけの本: 「イノベーションのジレンマ」 クレイトン・クリステンセン きっかけの音楽: 「What's Going On」 Marvin Gaye ![]() #
by NED-WLT
| 2005-05-17 05:06
| 日々の暮らし
![]() オランダに住むようになるまでは、僕はこのフライドポテトというのがあまり好きではありませんでした。しかしジャガイモが国民食として愛されているオランダにやって来て、美味しいフライドポテトに出会ってからというもの、僕はすっかりフライドポテトのファンになっております。 外はカリッとして中はホクホク、それでいて脂っこさを感じさせないことが美味しいフライドポテトの必要条件でしょうか。ポテトの身はやや太めのほうが美味しいように感じます。さらに揚げたてであることだけでなく、使用する油の種類や、その油が新鮮であることもとても重要です。もちろんじゃがいもの種類と性質が大切であることは言うまでもありません。そして最後に忘れてはならないのが適度な塩加減です。 ![]() 僕の経験では、駅のキオスクが最も手軽に美味しいフライドポテトを提供してくれます。キーポイントは、駅のキオスクは利用者が多いということです。利用者が多いと油を取り替える頻度が高くなります。さらに従業員のポテトを揚げる技も、顧客数が多いことで相対的に早く成長し、結果として優れていることが多いからでしょう。オランダには、フライドポテトで行列のできる店もあるようです。マーストリヒトの市庁舎広場にあるフライドポテトの専門店はその一つです。マーストリヒトに行く度に食べていますが、そこのフライドポテトはさすがに格別です。 #
by NED-WLT
| 2005-05-15 05:05
| 幸せな飲食物
前回「日本の失業率について」では、若年層の失業が深刻である現状について、総務省統計局のデータを用いて説明させていただきました。それでは若年層の失業には具体的にどのような弊害が考えられるのでしょうか。今回は、この弊害について考えてみます。
スキルが身につかない。社会人としての基礎を学ぶチャンスがない。 皆様にも経験があるかとは思いますが、日本における学生の常識と社会人の常識というのはかなり異なります。そうした意味で、革靴に白いソックスは履かないというルールを教えてくれる新入社員研修や、コピーの取り方から教えてもらえる先輩の指導というのは、日本においては学生を社会人へと鍛えるための、教育システムの総仕上げであると言えるかもしれません。新卒時に就職できず、こうした新入社員研修などを受ける機会に恵まれないというだけで、失業してしまっている若者は、就職の機会から遠ざかったまま放置されているとも考えられます。 これは、不運にも失業している若者にとっての問題だけではありません。企業に勤務する若手社員にとっては、若年層の失業は、後輩がなかなか入ってこないということを意味しており、日本の若手社員たちは、先輩として後輩を育てる機会にまったく恵まれていないのかもしれないのです。言うまでもありませんが、若手社員にとって、後輩の指導とは将来マネージャーになるためのまたとない訓練でもあるのです。 日本の競争力、市場としての魅力が相対的に落ちる。 OJT(On the Job Training)でバリバリとスキルを身につけるべき若年層が失業しており、若手社員からは後輩を育てる機会が奪われているということは、日本の労働力の質が全体としてあまり成長していないことを意味します。例えば昨年の中国では大卒者の70%前後、190万人程度が職を得たそうですが、日本では大卒者の約55%、30万人程度しか就職できませんでした。大卒に限ったデータですがそれでも中国では、人数ベースで日本の6倍~7倍の若者が日々新社会人としてのトレーニングを受けているのです。後輩を育てている若手社員の数も考慮にいれるなら、これは恐ろしい差となって現れてくると考えるべきではないでしょうか。例えば、若者向けにスーツを作っているメーカーの気持ちになってみてください。日本の若年層の購買力は相対的に弱くなってきており、市場としても魅力を失いつつあるのは自明のように思われます。 そして希望が失われてゆく。希望にも格差が出てくる。 若者から希望が失われているということ、これが一番重要な弊害だと思うのです。定職につきたくてもつけない若者は、スキルを向上させる機会に恵まれていないだけでなく、資格学校に通う費用なども捻出できません。ロールプレイングゲームに例えると、まったくレベルを上げるチャンスがない状態なのです。訓練に丁度良いスライムすら現れません。若手社員たちもいつまでたっても下っ端のままで、雑用と言ってよい仕事ばかりではレベルは上がりません。自分のレベルが上がらないだけでなく、日本の国力も相対的に落ちる可能性を感じているとしたら、総体として若者は、自分の将来を「右肩下がり」と感じているとは言えないでしょうか。右肩下がりの社会に住む人々が果たして進んで消費するでしょうか。ここらへんにこそ、日本の需要が弱っていることの本当の理由があるのではないでしょうか。 収入の格差よりもむしろ、希望の格差こそ日本を殺そうとしているという警鐘を鋭く鳴らした『希望格差社会 現代の若者は、どんなモノでも入手できるので贅沢だと言われることがあります。たしかにモノなら何でも手に入るかもしれません。しかし昔の若者は、モノが無くとも、いやもしかしたら無かったからこそ、到達可能に思える、手が届きそうに思える範囲で夢を持てた、より豊かな未来を希望として描けていたのではないでしょうか。モノと希望、若者にとって必要なのは、後者なのではないでしょうか。そして、かっこよく言うなら、若者に希望を持たせるのは、大人の責務なのではないでしょうか。次回は、ではなぜ若者ばかりが失業してしまっているのか、その構造的な理由について考えてみます。 一応、暗くなるばかりなので先に僕の結論についてちょっと触れると、僕はこうした現状は理屈の上だけではなく、おそらく実際に解決できるし、解決するだろうと信じています。ただ、そこらへんまでのストーリーをアップするまでには、まだまだ大分時間がかかりそうです。僕自身、自分の考えをまとめるために書いておりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。 ![]() #
by NED-WLT
| 2005-05-13 05:44
| 時事評論のまね
![]() 僕の評価(冬): ★★★☆☆ アルコール度数: 4.9% 300ml価格: 0.74ユーロ 250mlグラス@カフェ価格: 2.5ユーロ ホワイトビアは正式な名前ですが、フーハルデン(ヒューガルデン)と言うだけでも通常、この白ビールのことを指すようです。このベルギービールの魅力をどう形容してよいか、ちょっぴり迷います。それほど僕にとって大切なベルギービールなのです。非常にメジャーなビールなので、入手が困難ということもなく、ベルギー国内でなくとも、そこらじゅうで売っているビールです。こっちでは価格も恐ろしく安く、セールだと一本50セント以下で購入できます。さらに、瓶を返却すると10セント戻ってくることも付け加えておきましょう。 さて、このベルギービールを飲んだ経験がある方は多いと思われます。ですが、この飲み方はご存知でしょうか。「Hoegaarden met citroen (蘭) = Hoegaarden with lemon (英)」、レモンを入れて飲むのです。この飲み方がどの程度広く受け入れられているのかは定かではありませんが、少なくとも僕の住むオランダ南部の街では、よくレモンを入れてフーハルデンを飲んでいる人々を見かけます。フーハルデンとレモン・・・もし叶うのなら、皆様に以下のような状況をプレゼントしたいと思うのです。 例えばそれは、晴れた夏の日、連休の初めのことでした。悪友と言ってよい、古い友人と共にオランダの歴史深い街を歩いていると、雰囲気のあるオープンカフェの特等席が空いています。オランダ人らしい、長身で飾らないウエイトレスがあなたを見て“暑いね”いうジェスチャーをしておどけて見せました。あなたと古い友人は、このウエイトレスのジェスチャーは高度な客引きの技であることを知りながら、そのフランクな間合いの詰め方にしてやられ、特等席に吸い込まれていきます。クッションのやや硬めの椅子に深く腰を下ろすと、西暦1300年前後に建てられたという教会の尖塔の向こうをカモメのような鳥が飛んで行くのが見えました。ウエイトレスが、メモを持って何も言わずにあなたの横に立ちます。ウエイトレスの真新しいエプロンから、プンと麻の匂いがしました。そこであなたは、自身の声の強さに驚きながら、こう告げるのです。 「Hoegaarden met citroen, alstublieft.」 ![]() あ、柑橘系の香り・・・、酸っぱい?ちょっと粘り気があって、タプタプする感じがする、タプタプ!タプタプ!ご、ご、ごーっ! ブリュッセルの東、車でおよそ1時間ほどの所にフーハルデン村はあります。そこでは1300年の初頭にはビールが造られ始め、1500年代には村に醸造家ギルドが結成されています。当時から、いわゆる白ビールはありました。1800年代にはその村には30以上もの醸造所があったそうです。ところが20世紀に入り、小さな醸造所は大量生産の波に押され、フーハルデン村の醸造所ものきなみビールの生産を中止して行きました。 村がほとんどビールを生産しなくなってしばらくしたある日、フーハルデン村の会合では昔の白ビールを懐かしむ声に、ついにある決心をした若者がいたのです。ピエール・セリス氏です。氏は、稼動を止めた醸造所の近所に住んでおり、ビールづくりの知識を持っていました。1966年、氏は廃業した醸造所の設備一式を買い取り、ついに白ビールの生産に乗り出します。1400年代にビールを醸造していたこの街の修道院に敬意を表し、醸造所には「デ・クライス(=修道院)」という名前をつけました。その後、順調にデ・クライスの白ビールは名声を獲得して行きました。1985年に火災によって醸造所の危機を迎え、レフやベレビュー・クリークも扱う大手INTERBREWの傘下に入った今でも、フーハルデン村の修道院の設立された年号はラベルに残されています。 さて、フーハルデンの生みの親であるピエール・セリス氏、1966年に白ビールを生産する以前は何をしていたと思いますか?同じ白い飲み物を扱う人、牛乳屋さんだったそうです。牛乳屋さんが復活させた伝説の白ビール・・・。ベルギービール、やっぱり奥が深いです(笑)。 本稿記事の情報は、主に「マイケル・ジャクソンの地ビールの世界」及びHoegaardenのウェブサイトを参考にしています。サイトは英語をサポートしており、火災時の写真まで見ることができます。フーハルデンのファンは是非一度のぞいてみてください。タプタプ。 #
by NED-WLT
| 2005-05-11 05:15
| ベルギービール
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