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ほぼ半年前にアップした娘語録、意外と評判が良かったので、そのパート2です。あれから、もう半年が過ぎたのかと思うと、不思議な気持ちになります。ちょっと気が早いですが、今年も、もう終わりですね・・・。
![]() ![]() 下の絵は、室内で遊ぶ娘とエレーナに、家内が書いてあげていたものです。エレーナに眉毛が無いのは、プラチナブロンドの体毛のせいで、実際に、ほとんど眉毛が見えないからです。娘は、なんだか天童よしみのようになってしまいました(笑)。 ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-30 06:27
| 日々の暮らし
この週末、オランダは雪です。
いつでも、雪が降ると、とても嬉しい気持ちになります。そして僕は、ヴィム・ヴェンダースの映画『ベルリン・天使の詩 子供は子供だったころ 腕をブラブラさせさて、下の写真は今朝、雪が降っている最中を撮影したものです。今年の3月に撮影した雪の写真とは、ちょっと雰囲気が違います。下の写真に小さく写っている雪のゲートは、昨晩、吹雪の中で作られたものです。降りしきる雪に興奮してしまって、夜中であるにも関わらず、我が家とエレーナの家族の皆が、ビショビショになりながら力を合わせて作ったものです。子供たちにとってはもちろん、大人たちにも、忘れられない良い思い出になったと思います。 今年の冬は、寒くなりそうです。 ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-27 08:28
| 日々の暮らし
「最大の悲劇は、悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である。沈黙は、暴力の陰に隠れた同罪者である。」
マーティン・ルーサー・キング 今回のエントリは、いつにも増して、根拠の乏しい、多数の決めつけに立脚しています。あくまで、僕の個人的な暴言、ひとりごと、ということで、ご容赦ください。 *** 日本というところは、とにかく、家庭を大切にしないところだと思う。仕事が家庭に優先することは、先の高度成長期にできた悪習などではなく、日本ではおそらく、ずっと昔からあるものなのだという気がする。 会社では、死ぬほど働かされる。それを強要するのは、経営者というよりはむしろ同僚だから怖い。自分のやるべきことをやって帰る、ということが出来ない。それは、日本ではチームワークを乱すことだとみなされる。そもそも、責任範囲が不明確なので、どこまでが自分の仕事なのかが解らない。すると、ある社員のやる気というのは、どれだけ自分の責任範囲を拡大解釈して、どこまで献身的に仕事をするかによって測定される。やる気が無いと判断されると、陰湿なイジメによって自主退社に追い込まれる。退社すると、人材の流動性が極端に小さい日本社会においては、天才はともかく、凡人のチャンスは失われる。 時に、ある社員に過労死をすら強要するのは、実は、経営者なんかじゃなくて、自分自身をも含めた、日本の「世間」なのだ。そこには、強烈な同調圧力があって、切ないほどの「健気さ」が要求される。経営者が、従業員に家庭を犠牲にすることを強要していることが問題の本質ならば、その解決は簡単なのだ。絶望的に思えてくるのは、これがおそらく文化的なものに根ざしたものだからだ。日本の経済的な強さは、一面では、こうした同調圧力が強要する、サービス残業という名の、労働力のダンピングによって支えられて来たのではないだろうか。 僕は、オランダに来て初めて、家庭というものを発見したように思う。ここには、世間への同調圧力のようなものは少なく、皆が他人の迷惑にならない範囲で、好き勝手に生きている。オランダのほうが、日本よりも優れているということではなくて、単純に、オランダ人は家庭を大切にする人々だと思う。 世間というものが、急速に崩壊しているように思える今日、いよいよ全ての日本人は、家庭を発見するべきではないか。そのために必要なのは、日本人の皆が、世間というものを格下げし、最終的にはほとんど無視することだ。学歴やブランド、メディアの権威を真剣に疑い、自分の頭で考える癖をつけることだ。自分の頭で考えるということは、間違えて恥をかくかもしれないリスクを取って、発言をするということだ。 世間は、人々が発言をし、自ら思考する力を獲得することを恐れている。「自分が、どんな発言をしても、何も変わらない」という発想は、世間が、その力を保持するために、繰り返し日本人に刷り込んできた典型的な幻想だ。そんな幻想から解き放たれ、テレビや新聞とは違った発言をしたい。そして、ついに日本人は家庭を発見するのだ。 (おしまい) ■追記(2007年9月27日) アンカテ(Uncategorizable Blog)で、「世間」に関する素晴らしい考察「世界観について自己責任でセーフティネットがない国」がアップされました。リンクを残しておきます。 ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-25 07:18
| 時事評論のまね
ここオランダにも、少なからぬ数の日本料理店があります。しかし、その多くは、日本人シェフのいない日本料理店です。日本人シェフがいないと、味が悪いのかというと、必ずしもそうではありません。もちろん、日本の料亭などとは、味や食材だけでなく、場の雰囲気も全く勝負になりません。が、国外にあるこうした日本料理店での経験が、多くの外国人にとって、日本に興味を持つきっかけとなっていることは、もっと注目されて良いと思います。
さて、僕が大学院で仲良くなった友達の一人に、中華系オランダ人がいます。彼のファミリーは、20店舗を超えるレストランや、複数の金融系企業、IT企業などを経営する、オランダ南部では、それなりに有力な華僑のようです。レストランのほとんどは中華料理店ですが、数店の日本料理店も経営しています。 この週末は、その彼にお呼ばれして、彼の弟が店長をしている日本料理店に行ってきました。集まったのは4家族で、5国籍(オランダ人、中国人、ロシア人、フランス人、日本人)という、なんともインターナショナルな顔ぶれでした。 僕は、ちょっとおかしな日本料理を食べながらも、日本の文化や歴史について講釈を垂れ、上機嫌でした。家内と娘は、シェフがパフォーマンスをするような、いわゆる鉄板焼き系の日本料理店に行ったことがなかったので、別の意味で、面白い経験だったようです。 贅沢な食事で、かなり美味しかったですが、味付けは日本料理というよりは、やはり、どこか中華でした(笑)。そして・・・正直、我が家の財政レベルからすると、自腹では・・・(笑)。 ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-21 04:59
| 日々の暮らし
「人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまず、こちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。」
瀬戸内寂聴 娘とエレーナは随分と仲良くなりました。最近は雨が多いので(オランダはそもそも雨が多い国です)、家の中で遊ぶことが多いようです。 さて、エレーナのお家にお呼ばれした後、もちろん、お返しに、エレーナの家族を我が家に招待したりしたので、エレーナの家族は、日本人の家には土足で上がりこめないことを既に学習しています。 エレーナが我が家に遊びにくるときには、お互いの家が近いし、靴の脱ぎはきが面倒だということで、エレーナのお母さんが、既に靴下姿になったエレーナを、おんぶしてやってきます。逆に、遊び終わったエレーナを自宅に帰すときには、家内がエレーナを、おんぶして行きます。 時にケンカもするようですが、娘はエレーナと良い幼馴染になれそうで、安心しています。ただ、まだ娘のオランダ語がかなり低いレベルなので、お互いに、コミュニケーションにもどかしい場面も多いようです。ちょっと神経質かな、とも思いましたが、幼稚園の先生をしていたオランダ人に、オランダ語の家庭教師を頼むことにしました。ただ、こうして神経質になるのにも、我が家なりに、理由があります。 日本で、誰かと「親友」と言えるような関係が築けるのは、一般的に、中学から高校の間だと思います。しっかりとした根拠はありませんが、これがオランダでは、どうやら、もっと早くて、幼稚園から小学校の間となるようなのです。僕の周りのオランダ人達は、子供に、幼馴染を作るための機会を与えることに、かなり真剣に取り組んでいます。 そろそろ、娘はピアノやら、ダンスやらの習い事を始めても良い頃なのですが、先に考察したとおり、戦略とは、「何をやらないのか」を決めることです。今は、娘がエレーナとより良い友達、できれば親友となれるよう、他の習い事はひとまず置いておいて、オランダ語に集中させることとしました。 *** 最近の娘は、平日の昼間、エレーナが遊びに来られないようなときには、「お父さんと遊びたい」と言って泣きます。そんな理由で泣いてくれるのは、ほんの一時期のことだからこそ、早く帰れる職場で働いていることが、ありがたく感じられます。 早く帰る本: 「新・日本の経営」 ジェームス・C・アベグレン 早く帰る音楽: 「Live in Europe」 Otis Redding ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-18 14:59
| 日々の暮らし
オランダ仲間、shipmakerさまから性格バトンを受け取りました。以前、トラベル・バトンを別のオランダ仲間、TheNetherlandsさまから頂戴してまだホールドしているのですが、まず、書き易かったので、性格バトンから。
==================== Q1、あなたは賑やかな人と大人しい人どっちですか? イベントがあると、大人として振舞おうとは思うのですが、結局、子供のようにはしゃいでしまうので、賑やかな人と思われることが多いです。が、出不精で大人しい面もあります。 ==================== Q2、あなたの性格に相応しい単語を5つ挙げてください 矛盾、臆病、楽天的、粘着質、保守的 僕は、かなり矛盾しているし、自分自身、それを強く意識している人間だと思います。日本を愛しているのに、オランダに移住してしまう。静かに暮らしたいのに、キャリア志向。世界を見聞したいのに、フットワークが重い。ただ、それで自己嫌悪に陥ることはなく、そもそも人間とは、矛盾したものである、と、自分に都合の良いように解釈しています(笑)。 慎重というよりも、おそらく臆病と言ったほうが正確です。リスクが大嫌いで、出来る限り安全な、安定した生活を送りたいと思っています。オランダへ転職して移住してしまったりするのも、あまり僕のことを知らない人からすると、大胆な選択のように映るかもしれません。でも、僕の中では、拠点として住める国を増やしておくことは、変化の激しい現代を生きる上で、リスクを減らすことなので、躊躇はほとんどありませんでした。 楽天的です。ウジウジと考え事をすることも多いですが、基本的に、自分は明るいと思います。よく笑いますし、お祭り好きです。ただ、自分の楽天性を基準にして、人と議論をしたりして、他人を傷つけてしまうこともしばしば。反省はするのですが、そういうデリカシーの無さは、直りそうもありません。 かなりの粘着質です。よく言えば、粘り強いところがあり、悪く言うと、しつこい(笑)。あきらめが悪いし、何かで負けると、サッパリとはしていません。過去の出来事に引きずられたりもします。 最後に、僕の保守的なところは、ブログを読んでいただいている人にはミエミエですね(笑)。ただ、一応付け加えておきたいのは、僕は、保守という枠の中では、創造力を最大限に発揮したいと思っています。基本を大切にしつつも、その上に何かを積み上げたいと思っています。出来ているかどうかは別問題ですが(笑)。 ==================== Q3、好きな友達のタイプは? 正義感を持った、議論好きの人。何か、問題点について、ロジカルに話ができる人。愛国心を持った人。自分のことを幸せだと思っている人。 ==================== Q4、嫌いな友達のタイプは? 時間にルーズな人。失敗を他人のせいにする人。現実的にモノを考えられない人。依存心が強く、何でも人任せにしようとする人。自分のことを不幸だと思っている人。 ==================== Q5、立ち直りは早いほうですか? どちらかというと、早いほうだと思います。単純に、あまり落ち込むような出来事が無いというだけかもしれません。 ==================== Q6、恋人にしたいタイプは? もう結婚していますので、タイプなど、あまり考えませんが、まあ独身時代の好みの話として。常識がある人。上品な人。物持ちがよい人。相手を立ててくれる人。読書好きな人。毒を理解しつつも善良な人。美人(←家内がこれを入れろと・・・)。 ==================== Q7、恋人と親友,選ぶならどっち? 質問が良くないと思いますね。どちらも大切です。 ==================== Q8、バトンを回す人5人を選んでください 僕自身は、こうしたバトンを受け取るのは好きなのですが、そうでない人もいらっしゃいますので、僕からは、誰かにバトンを回すことはしません。バトンに興味がある場合は、TBをして、自ら受け取っていただけると嬉しいです。 以上、僕の性格は、皆様のイメージどおりだったでしょうか。意外な面が出ていると良いのですが・・・。 ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-15 03:23
| ブログに関すること
「次のタイガー・ウッズになろうとか、ジャック・ニクラウスになろうなんて考えない方が良いと思うよ。自分のベストになることを目指すべきだ。」
タイガー・ウッズ 居酒屋で、先輩や後輩と一緒になって「弊社には戦略がない!」なんて愚痴ったことはありませんか?「戦略」という言葉は様々な場面で頻繁に使用されますが、いざ「戦略とは?」と定義を聞かれるとなかなかスラッとは出てこないものではないでしょうか。今回は、そんな戦略について考えてみます。 まず、偉い人が書いた本で戦略はどんなふうに定義されているのかを調べると、そうした偉い人の間でも「戦略」は様々に異なる定義がなされていることが解ります。例えば有名なジェイ・B・バーニー先生の『企業戦略論 その10種類をそのまま僕のブログで取り上げても何の意味もないので、あえて僕が普段使っているただ1つの定義を例として紹介させて頂きます。別に僕が考え出したものではないことは言うまでもありません。僕にとって戦略とは、 「限られたリソースを使って、どうやって、ある目標を達成するのか」 です。ここでいうリソースとは資源(人・モノ・金・情報など)のことを指しています。まれに目標が定まっていないプロジェクトなどを見ることもありますが、それでは戦略が立つ訳もありません。目標が明確になっていることは前提条件です。・・・さて、何だか解ったような解らないような感じがしますね(笑)。もう一歩、実務レベルにまで落とし込んでみます。先の定義は、 「リソースはいつだって限られているんだから、何に集中するのか」 という具合に書き換えることができそうです。ではリソースが限られている状態で集中するとは具体的にどういうことでしょうか。実はここが、僕としては戦略の本質であると考えている部分です。それはすなわち、 「何をやらないのか、何を捨てるのか」 です。戦略の策定とは、これを常々意識して明確に決めることだと思います。リソースが無限にあるなら、そして競争が無いのならば、そもそも戦略など必要ないわけです。限定された人材、金、時間、情報を使って、競合に負けない成果を出すために必要になるのは、何をやらないのか、何をやめてしまうのかを、競合よりも早くはっきりと決めることです。するとモチベーションに問題がない限りは、自然に自分達が為すべきことにリソースが集約されることになります(ちなみに、この段階で何かを捨てるのと同時に、これまでに無かった新しいことを付け足すと、流行のブルー・オーシャン戦略となります)。 口で言うのは簡単ですが、僕の個人的な経験では、このように常々捨てることを決めて行くという作業は、かなり難しいことのように思います。例えば、既に儲からないことが解っている事業がいつまでも継続されていたりすることは、誰のためにもならない実に空しいことですが、僕はこれまでにそんな事業を随分と見てきたような気がします。 *** 近年、コンサルティングや投資銀行、PEやヘッジファンドなどの人気が高いようです。どの仕事もキラビヤカなイメージがあるし、きっととてもエキサイティングな仕事なのだと思います。個人的にはクライアントとしての付き合いを通してコンサルティング業界に魅力を感じることがあります。しかし逆に言うなら、そうした人気職種には眩いばかりの優秀な人材が集まっている訳ですから、人材間の競争は激しく、業界内で自分をライバルから良い意味で差別化することが困難であることは明白です。それなりに成功したって、そんな業界には代わりがいくらでもいる、とも言えるかもしれません。 自分の時間と能力は限られているのですから、あえてハーバード留学記の岩瀬さんのような恐ろしく優秀な人材と直接対決しないで済むような分野で、コツコツと自分の力を伸ばすことが僕のような凡人のキャリア戦略としては正しいように思われます。 ・・・でも、やっぱり憧れちゃいます。僕もついついファイナンスの本なんかを取り出して来て「DCF法でバリュエーションをすると、ターミナル・バリューが随分と大きな役割を果たすんだな、しかもかなりWACCに対して感度が高いものだな」なーんて、解ったようなことをつぶやいたりしています(笑)。 うーん、やっぱり戦略の実行って難しいです・・・。 ●追記(2011年2月13日) 戦略の定義と戦略の実行について『あたらしい戦略の教科書 ![]() ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-10 02:56
| ちょっぴり経営学
「愛の反対は、憎しみではなく無関心である。」
マザー・テレサ 前回の「ブログとは何だろうか-2」では、ブログ友達について取り上げました。特に、ブログを更新したい、という気持ちは「取扱注意-もう少し深く」で取り上げた、マズローの欲求段階説における、親和の欲求からきていそうだという考えを述べました。今回は、その続きです。 世界を能動的に観察する、きっかけとしてのブログ ブログを更新することは、ブログを始めてしまうと、ほとんど義務感を伴ったものになります。それは、友達への近況報告に似ており、あまりにブログを放置していると、ブログを訪問してくれる人が居なくなってしまいます。訪問者数を増やしたいあまり、いわゆる「アクセス乞食」と化してしまうのは、好ましくないことですが、それでもやはり、訪問者数の増減は、皆がある程度、共通に気になることだと思います。 ブログを更新しないといけない、という義務感は、どうしたって、書くネタが無いという状況を生み出します。すると、書くネタを探し始めるのが人情というもの。そんなことを繰り返しているうちに、常にデジカメを持ち歩き、世界をくまなく観察している自分を発見するのです。読書するときも、ブログのことを意識して読んだりするようにもなります。そんなこんなで、パートナーから「いつもブログのことばっかり考えている!」と叱られる人も少なくないと思います(笑)。 こうした義務感があまりに高じると、ブログを投げ出してしまいたい気持ちになることもあります。義務感が、束縛感に近いものになり、それから自由になりたい、といったイメージでしょうか。束縛を感じない程度に、更新頻度を上手にコントロールしたいところです。 ブログを続けて行くと、ブログとして良質なアウトプットを出すために、積極的にインプットを増やしたいというモチベーションが生じます。上手に更新頻度をコントロールしている限りにおいては、良い意味で好奇心が刺激され、もっと世界のことを知りたい、イベントに関わりたいという気持ちにもつながります。これは、歓迎すべきブログの効果です。ほとんど、生きる力が増すと言ってもよいほどだと思います。ただし、刺激があるところには、常に中毒の危険が潜んでいます。ブログ中毒になって、家族や友人との関わりがおろそかになってしまうことには注意したいです。 記念に本: 「実験国家アメリカの履歴書」 鈴木 透 記念に音楽: 「Urban Renewal」 Tower of Power ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-07 05:30
| ブログに関すること
「佳肴ありといえども、食わざればその旨さを知らず。」
礼記 前回「ブログとは何だろうか-1」では、ブログは、その管理者のネット上におけるアイデンティティーのコアとなっているようだ、ということを述べました。今回は、その続きです。 コメントという社交、更新という社交 初めは、ブログのコメント欄は、掲示板のようなものだと考えていました。実際に掲示板のように使われることも多くありますが、それ以上に、各々のブログをバーチャル・アイデンティティーのコアとした、ネット社交のような部分を強く感じるようになりました。メル友ならぬ、ブログ仲間、ブログ友達といった感じです。 オフ会も、さかんに開催されている様子ですが、掲示板つながりで企画されたオフ会よりも、きちんとコアを持つブログを通したオフ会のほうが、ネット上の友達とはいえ、背景をお互いに大分理解した上でのオフ会ですから、どこかより安全なイメージがあります(もちろん、トラブルも多いとは思います)。 コメントを残すときに、自分のブログへのリンクが貼られる、バックリンクというシステム(これが無いプロバイダもありますが)は、自分のコメントに責任を持たせる効果があるのだと思います。リンク先に、コメントをしている人のバーチャル・アイデンティティーのコアがあるのですから、別のブログに残してきた自分のコメントも、自分のバーチャル・アイデンティティーの一部なのです。自分のブログを大切に思う限りにおいては、匿名でも、あまりおかしなコメントはできないことになります。ちなみに、フォトログの管理者も、他のブログにはコメントを残したりします。こうしたコメントから、フォトログ管理者の素顔が見えたりもします。 しばらくブログの更新が滞っていると、なんだか申し訳ない気持ちがしてきます。別に、熱狂的なファンがいるわけでも、頼まれてブログ記事を書いているわけではないのですから、これはおかしな話に思われます。これも、ネット社交の発想で説明がつきそうです。 更新しないということは、現実世界の行動に例えると、友達に連絡しないということに近いと思うのです。実際の更新には、何も個人的な内容がアップされていなくとも、少なくとも、それはブログ管理者の最近の興味を示しており、バーチャル・アイデンティティーの近況報告なのだと思います。 こうした、ネット社交が満たしている要求は、先の「取扱注意-もう少し深く」で取り上げたマズローの欲求段階説における、親和の欲求(帰属の欲求)に関連しているように思われます。生身の人間関係が希薄になりがちな現代社会において、こうしたネット社交のもつ意味は、どんどん増しているのでしょう。ネット・ゲームなどの爆発的な浸透も、同じ親和の欲求が大きく関わっていることは想像に難くありません。 記念な本: 「決断力」 羽生 善治 記念な音楽: 「パーフェクト・エンジェル」 ミニー・リパートン ![]() ▲
by NED-WLT
| 2005-11-04 09:23
| ブログに関すること
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