NED-WLT:FISHING LIFE
2011-01-24T10:41:08+09:00
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オランダから帰国し、日本での生活がはじまりました。twitter: joesakai
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ロッテルダム汽水湖にて (2008年4月末)
http://nedwlt.exblog.jp/8708555/
2008-04-22T02:09:00+09:00
2011-01-24T10:40:31+09:00
2008-04-22T02:09:51+09:00
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FISHING LIFE
父 「釣れなかったんだよ・・・」
娘 「きっと針にエサを付けなかったからね、ウフフ」
父 「・・・(いや、ウフフって何だよ)」先週末は、僕にとって今年初めての釣りでした。僕の所属するフライ・フィッシング・クラブに、ベルギーに赴任されてきたベテランの新メンバーを迎える日でもあり、当日はクラブの仲間6名が、クラブが「聖地」と呼ぶオランダの湖、Oostvoorne Meer(通称OV)に集合しました。
が・・・釣れたのは1人だけというコンディションの厳しい日でした。釣れれば「虹色の砲弾」とも言われる、とても美しくて、かつ手ごわい大物ばかりという聖地OVは、そうそう簡単には釣らせてはくれない湖でもあります。
釣れなかったくやしさを噛みしめつつも、クラブの皆で、とても楽しい昼食をとりました。メキシコ、キューバなどへの釣行から帰ってきたばかりのメンバーの土産話を聞きながら、いつかフライ・ロッドを持って立つ、波の音しか聞こえない白浜と、フライ・ロッドを突き刺すべく広がる青空を思い浮かべたりしたのでした。
まあ、皆が釣れなかったのですから、結果としては、この昼食をともにするために集まったようなものですね(笑)。今年はOVで何匹釣れるかな・・・。
(おしまい)
スティーリーさん、OVへようこそ!
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ロッテルダム汽水湖にて (2007年9月頭)
http://nedwlt.exblog.jp/6857767/
2007-09-02T03:34:00+09:00
2011-01-24T10:40:48+09:00
2007-09-02T03:34:07+09:00
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今回はいつものフライ・フィッシングではなくて、小魚に似せたルアー(シンキング・ミノーやサスペンド・ミノー)を中心として釣りを組み立てました。ルアーはとにかく目立つように、10cm程度の大きめのものをセレクト。 結果は、3バイト、2キャッチ(40cm、56cm)と、かなり厳しいことで知られるOVでの釣果としてはまずます。相変わらずここのレインボーたちは、「虹色の砲弾」と称されるような、ものすごいファイトを見せてくれます。リールの糸を押さえる親指に火傷を負いながらのランディングは、他の何事にも代えがたい独得の体験です。 うーん、明日も行きたいな(笑)。]]>
バストーニュ管理釣り場にて (2007年7月)
http://nedwlt.exblog.jp/6476956/
2007-07-11T18:49:00+09:00
2011-01-24T10:40:48+09:00
2007-07-11T18:49:30+09:00
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お馴染みのベルギー、バストーニュに、先週末は家族で釣りに行ってきました。普段は禁漁区域(魚の警戒心が少ない)となっている所も子供には特別に開放されるため、そこで娘に小さな魚を釣らせてやったり、大きなトラウトをさわらせてやることが出来ました。
午後にはベルギーのブリュッセルに駐在されているフライ・フィッシングクラブの仲間Bさんときんさんが、それぞれフライ初心者を連れて練習釣行にやってきました。Bさんはお嬢様と犬を連れていらしていたので、娘は釣りを投げ出してお嬢様のところに合流。たまに釣れる魚を観察たりしつつ、2人で網をフリフリ、犬を連れてバストーニュの地の冒険を楽しんでいたようです。
さて今回初めてフライ・フィッシングにチャレンジした家内は、フライ独特の難しいキャスティングに戸惑いながらもなんとか1尾引っ掛けたのですが、残念ながら引き上げる途中で逃げられてしまいました。次は釣れるかな?
楽しい初夏の週末でした。]]>
送別釣行 (2007年4月末)
http://nedwlt.exblog.jp/5937009/
2007-04-23T04:28:00+09:00
2011-01-24T10:40:48+09:00
2007-04-23T04:28:09+09:00
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海外で暮らす日本人は、駐在組と現地組という2つのカテゴリに分類されることがよくあります。日本企業から派遣されてくる駐在員は、ある一定の期限で帰国して行くことがほとんどです。それに対して、僕のように現地の企業に勤務していたり、または国際結婚などで生活基盤が現地化していたりして、基本的には帰国することを前提としていない生活を営んでいるのが現地組です。
現地組にも少なからぬ割合で「いつかは日本に帰国する」と考えている人もいると思いますが、海外生活も長くなってしまうと、日本の事情がさっぱり解らなくなったり、公私共に日本の人脈が心もとなくなってしまったりして、なかなか帰国という決断は容易ではなくなります。そんな現地組にとっては、帰国してゆく駐在組みの友人知人を見送るような送別会というのは日常茶飯事のことです。日常茶飯事とは言っても、別れは別れ。その一つ一つが日本への望郷心と密接に絡まり合う痛みなのです。
さて、そんな送別釣行。送別は痛いのですが釣行はウキウキです(笑)。しかも今回はホテルに泊まりでの釣行となったので、普段は共にお酒を飲むことも少ない同好会のメンバー(今回はメンバー7名が宿泊)が皆でゆっくりと会食を楽しむことができる貴重な機会でした。バックグラウンドに殆ど共通点の見られない、「釣り」という最大公約数によって出会うことが出来た人々がこうして酒を飲むというのはとても愉快なことに感じられます。
気温も上がり、水温は早朝8度、日中で12度にまでなりました。ライズも時折見られ、魚の活性も高そうでした。送別釣行の主役、T山師匠は55cmを筆頭に5匹も揃える爆釣ぶりを発揮。でも・・・でも・・・僕は1匹も釣れなかったのです(泣)。これは、明らかに実力不足です。まだまだ修行が足りません。それにしても・・・かなり良いコンディションだったのに・・・。
T山師匠、お疲れ様でした!
日本での、益々のご活躍をお祈り申し上げます。 ところで、これから南アフリカのビジネス・パートナーとSkype会議です。釣果が悪かったので本当は酒でも飲んで、ふてくされて寝てしまいたいところなのですが・・・お仕事も大切ですね(笑)。
関連記事
「バストーニュ管理釣り場にて (2006年12月)」 2006-12-05
「ロッテルダム汽水湖にて (2007年3月末)」 2007-04-01
「ロッテルダム汽水湖にて (2006年8月)」 2006-08-23]]>
ロッテルダム汽水湖にて (2007年3月末)
http://nedwlt.exblog.jp/5819125/
2007-04-01T17:47:00+09:00
2011-01-24T10:40:48+09:00
2007-04-01T17:47:53+09:00
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僕がヨーロッパで初めて釣りをしたのが、昨年8月に行ったオランダのロッテルダムにある汽水湖、Oostvoorne Meer(通称OV)でした。昨日はこのOVに釣りに行って来ました。OVが一部の釣り人の間ではほとんど聖地となっていることを知ったのは、僕があるフライ同好会に所属するようになってからのことです。
さて、最近はオランダも暖かくなってきたので良い釣りが出来るだろうと踏んでいたのですが、昨日のOVは水温4度、風も強くて厳しい状況でした。フライ・フィッシングは風の影響をモロに受ける釣りですから、水温を測りつつ波立つ湖面を見て「これは駄目かも・・・」とネガティブな気分になりました。水面を注意深く観察しても、ライズ(注1)はありません。
そんな状況ではあったのですが、結果としては運良くレインボー・トラウト(ニジマス)を2尾釣り上げることができました。しかも1尾は自己最高記録となる60センチちょうどのレインボー。取り込むときに用意した木製のしゃれた網には到底収まりきらないようなサイズでした。新巻鮭のようなサイズと言えば、釣りをしない人にも伝わるでしょうか。メジャーを当てる手が震えます。 普通の人がニジマスと聞けば、避暑地の釣堀でたくさん釣れ、集団生活のためにヒレの先が丸まったような小さな魚のことを想像されるかもしれません。しかしOVにいる大型のニジマスは野生化していると言って良く、釣れた時の勢いは暴力的で、その姿はまるで虹色の砲弾です。
OVはロッテルダムの工業地帯にあるという立地上、決して美しい環境に恵まれた湖ではありません。そんなOVを一部の釣り人が聖地とするのは、ひとえに、OVには、まるで普通のニジマスとは全く別の種類の魚のようになった、美しくも荒々しいレインボーが居るからです。
(注1)魚釣りにおいて「ライズ」とは、魚が水面上に落下した餌(昆虫など)を食べようとするときや、水面付近で水中の餌(水生昆虫や小魚など)を追う時に水面に生まれる波紋や水の盛り上がりなどの変化のことです。釣り人は、こうしたライズの量によって魚の活性(どれぐらい元気に捕食活動をしているか)を判断したり、ライズの場所によって魚がいる所の検討を付けたりします。また個々のライズは魚の種類や大きさによっても違いがあります。]]>
バストーニュ管理釣り場にて (2007年3月)
http://nedwlt.exblog.jp/5788132/
2007-03-27T03:15:00+09:00
2011-01-24T10:40:48+09:00
2007-03-27T03:15:13+09:00
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やばい・・・このコンディションでは魚の活性は当然低く、とても釣れないかもしれない・・・。
別に僕1人で釣りに来ているのであれば、釣れない日があってもそれはそれなのですが、今回はフライを始めたばかりのNobuさんと同行しており、Nobuさんに、なんとか1尾は釣ってもらいたいと願っていたので、水温を測ったときはかなり暗い気分になりました。みぞれのような小雨が降っており、出だしから気力を奪われます。とにかく雨具を装着し、釣り場に立ちました。
釣り場の管理人さんの話によると、つい先日魚を放流したばかりなので、釣果は期待できるということでしたが、水面を観察する限り元気に泳ぐ魚は見られず、他の釣り人も釣れている様子はありません。まず、昨年冬に良かったポイントを攻めてみますが、魚の気配がありません。途方にくれていると、別の釣り客が池の反対側で1匹釣り上げました。
Nobuさんと一緒に、その魚が釣れていた池の反対側にまで移動し、しばらくして僕は30センチ程度のニジマスを運良く1尾釣り上げました。しかし魚の反応は相当弱く、かなり渋い釣りであることには変わりがありません。これはNobuさんにはキツイかもしれないという気持ちが膨らみます。Nobuさんはその場に残りましたが、僕はそこを離れ、上の写真にある桟橋の上で、この日2尾目となる43センチのニジマスを釣り上げた後は、また魚の気配が無くなりました。厳しい静寂が続きます。他の釣り客は皆帰ってしまい、池は貸切状態となりました。
ところがです。午後5時を回ってから、池の水面がにわかに活気づいてきたのです。あちらでバシャッ、こちらでバシャッと魚が元気に動き始めました。水温は変わらず0度なのですが、見るからにエサとなる小魚を追っている感じです。この時、池の向こう側にいるNobuさんの釣竿が大きく曲がりました。やった!Nobuさん、生まれて初めてフライで魚を釣り上げました!とにかく駆け寄って握手。やった!
ここからは結構忙しく、僕はさらにニジマスを5尾、ブラントラウト 1尾を釣り上げ、この日のコンディションとしては十分に満足の行く釣果になりました(合計8尾ゲット)。以下の写真がこの日釣り上げたブラウントラウト です。上から見ると、ずいぶんと不思議な模様をしている魚であることが解ります。 ブラウントラウトはヨーロッパ原産の種で、シューベルトの歌曲「鱒」のモデルとしても知られています。ニジマスよりもさらに冷たい水を好むそうで、大きいものは1メートル近くにもなるとか。ニジマスのように市場やスーパーで売られていたりすることは稀で、一般の食卓に上がる事はまず無いといって良いトラウトです。ですから釣りをなさらない人は、ブラウントラウトなんて写真でも見たことが無いかもしれません。 さてNobuさんはその後、なんと50センチ弱の型の良いものも含めて、この日は合計でニジマスを3尾釣り上げたのでした。寒くて非常に疲れた1日でしたが、とにかく幸せな気分で気持ちよく眠る事ができました。
幸先の良い、初釣りです!
■追記(2007年3月28日)
後で上の写真を良く見返してみると、どうもブラウントラウトじゃなくて、ブルックトラウトのように見えます。ヨーロッパで斑点のあるトラウトだから、よく考えないでブラウンだと思ったのですが、イワナによく似た似た斑点の感じと、何より背ビレの虫食い模様が、この魚がブルック(アメリカ原産)であることを示しているように思われます。でも、ブルックトラウトってもっとお腹とかヒレとかが赤い魚だっていうイメージがあったんだけどなぁ。もしブルックだったら、これが僕にとって初めてのブルックということになります。うーん、今度誰か詳しい人に聞いてみよう・・・。
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バストーニュ管理釣り場にて (2006年12月)
http://nedwlt.exblog.jp/5086119/
2006-12-05T14:57:00+09:00
2011-01-24T10:41:08+09:00
2006-12-05T14:57:25+09:00
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僕にとってこの釣りは、オランダに駐在されていた日本人の釣り友達、Yasuさんとのお別れ釣行という意味がありました。Yasuさんは2年間の駐在を終え、この年末に帰国することが決まっております。いつだって帰国して行く人を見送るのはとても寂しいものなのですが、特に趣味の合う人との別れは応えます。
さて、管理釣り場というと日本では「釣堀」といった印象があるかもしれませんが、僕が聞いている多くのヨーロッパの管理釣り場は、どこも自然の池のような印象で、美しい森に囲まれています。このバストーニュの管理釣り場、「La Strange」も、のどかで気持ちの良い場所です。 しかし・・・やはりヨーロッパ12月の釣行は寒かったです(笑)。水温は1度しかなく、魚の活性が低く、かなり渋い釣りとなりました。しかも2日目の午後は激しく冷たい雨が降ったのです。でもそんな悪いコンディションでも決して活性が落ちないのが釣りに魅せられた人間の特徴(笑)。震えつつも、フライのキャスティングは止めません。
釣果は2日でトラウト4匹、パーチ2匹と、この悪条件下ではまあまあでした。 Yasuさん、オランダ駐在お疲れ様でした!
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趣味な日
http://nedwlt.exblog.jp/5034685/
2006-11-27T05:50:00+09:00
2011-01-24T10:41:08+09:00
2006-11-27T05:50:24+09:00
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釣り道具屋にあまり恵まれていない欧州では、こうした展示即売会は、愛好家にとっては大変貴重な機会です。もちろん近年では、ほとんどの道具はインターネットで購入することが可能なのですが、小物はともかく、釣竿やリールなどの重要な道具は、実際に目で見て、手に持ってみないことには、なかなか怖くて購入できません。 とはいえ、結局僕が買ったのはフライを10数個、ライン、フライ・ケースといった、それこそインターネットで購入できるような小物ばかり(笑)。それでも、フライを作成する職人技の実演をたくさん見ることが出来たし、キャスティング講座(フランス語だったので、しゃべっている内容はほとんど理解できませんでしたが・・・)も、とても参考になりました。
僕が、娘と釣りに出かける日も、そう遠いことではないと思われます(笑)。]]>
ロッテルダム汽水湖にて (2006年8月)
http://nedwlt.exblog.jp/4394214/
2006-08-23T05:29:00+09:00
2011-01-24T10:41:08+09:00
2006-08-23T05:29:54+09:00
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僕は、これまで色々な釣りをしてきましたが、今では、疑似餌(ルアー、フライ)を使った、主に淡水魚を対象とした釣りが興味の中心となっています。ルアー、フライに落ち着いたのは、おそらく釣り道具の美しさに魅せられたからだと思います。
ところでオランダは、国土のほとんどが低地で、その河川のほぼ全てがヨーロッパの下流域に位置してしまいます。その為、上流で流される排水などを運んできてしまい、どうしても河川の水質があまり良くありません。僕の釣り場へのこだわりの一つは、水がキレイで、透明度が高いことなので、そんな下流域に位置するオランダでの釣りは完全に諦めていました。
ところが最近になって良い情報が入って来たのです。ロッテルダムに海がせき止められて出来た小さな湖(汽水湖)があって、主な流れ込みは雨のみで、なかなかの水質だというのです。湖の名前はOostvoorne Meer、通称OV。海水と淡水が混じり合う汽水域では、プランクトンなどの栄養が豊富であるため、一般に、トラウト(鱒類)は大型になるとのこと。こうしてエントリを書いているだけで、ドキドキしてきました(笑)。
先週末、結構複雑なオランダの漁業権を買い揃え、友人のYasuさんと一緒に、その汽水湖に行ってきました。暑かったヨーロッパの夏は終わり、既にオランダは、肌寒い夏となっております。これは僕にとって非常に「運がいい夏」と言えます。というのも、トラウトは、冷たい水を好む、冷水性の魚類だからです。トラウトは、通常は10~20度程度の水温で高い活性(元気に動き回り、捕食する)を示すので、普通なら暑い真夏にはなかなか釣れない魚なのです。
当日の水温は、日中で19度、夜間で16度でした。この水温ならば、日中からでも釣りになります。ルアー、フライを両方試しましたが、この日は、完全にルアーに分がありました。フライで1時間ほどトライしましたが、反応なし。そこでフライをあきらめ、ルアーにスイッチして数投目でした。糸がいきなりリールからキリリと走り出しました。糸を押さえる親指に火傷を負いつつ釣り上げたのが、以下の写真、53センチのレインボー・トラウト(虹鱒)でした。この一匹目を筆頭に、すべて40センチ以上という大型のトラウトを、ルアーで4本キャッチしました。
それはそれは、幸せな週末を過ごしましたよ。
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