アイスランドに到着した日の夜、オーロラを見ることができました。僕たちが見たオーロラは、明るさはそれほど強くはなかったものの、広く夜空全体に展開する贅沢なオーロラで、形を変える速度も想像以上に速いものでした。ちょっとわかりにくいですが、以下の写真は、北斗七星にオーロラがかぶっているところです。
なかなか表現しがたい体験です。初日からこれでしたので、オーロラは毎晩見ることができるものと期待したのですが、それとわかるオーロラを楽しむ事ができたのは、結局、この旅行初日の夜だけでした。当日は疲れていたので、夕食を済ませてからすぐに寝てしまったのですが、今から考えれば、夜遅くまで寝ないで、もっとオーロラを楽しむべきでした。
旅先で知り合った小さなホテルのオーナーの話によると、アイスランドでは1962年ごろから日本の研究機関がオーロラの調査をしているそうで、地元では昔から「日本はオーロラから電力を得ようとしている」という噂があるとか。日本、恐るべしですね(笑)。
(つづく)