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それなりに知っているつもりだった自分の貧しい「常識」を、良い意味で破壊してくれたのが、この『ルポ貧困大国アメリカ
そのまま引き込まれ、怒り、悲しみ、驚き、あきれ、そしてついにアメリカの州兵としてイラクに行った日本人のコメントにぶつかります。なんでもアメリカでは、永住権さえもっていれば国籍に関係なく軍隊に入隊できるのだそうです。 「でも日本人としてイラクに行ったことで、ニューヨークにある日本のメディアにはずいぶん追いかけられました。でも、何故そんなに騒ぐんです?苦しい生活のために数少ない選択肢の一つである戦争を選んだ僕は人間としてそんなに失格ですか?たまたま九条を持つ日本に生まれたからと言って、それを踏みにじったとなぜ責められないといけないんでしょう?もはやこれは対岸の火事ではありません。明日はわが身かと思うと、内容の救いのなさは「津波」のような天変地異としてとらえ、とにかく出来る限り「高台」に逃げるしかないという気持ちにさせられます。 しかし、自分がいつ貧困層になるかも解らないという恐怖からパニックになって、規制緩和や民営化の流れそのものを否定してしまうことはNGだと思います。それでは、国としての競争力も維持できません。 日本がこの津波に際して急ぐべきなのは、ベーシック・インカムなどの社会的なセーフティー・ネット(防波堤)の構築でしょう。これに遅れると、日本はこの本に書かれているアメリカ以上に大変なことになってしまうのではないかと感じます。言うは易し・・・とか言っている時間も、いよいよ無くなってきています。 本書でも取り上げられていたシステムとしての「貧困製造装置」の構造的な部分に関しては、2001年のノーベル経済学賞受賞者、スティグリッツによる著作『世界を不幸にしたグローバリズムの正体 また、この津波によっておそらく最も大きな打撃を受けることになる「中流層」への警告としては、ピュリツァー賞を2度受賞しているフリードマンによる『フラット化する世界 (おしまい) ■追記(2008年6月2日) 紺ガエル氏の指摘によると、本書にはデータの取り扱いについて一部、問題があるようです。内容がとても良かっただけに残念です。作者からの公式なコメントを待ちたいところです。 夕暮れ ![]() 「ヘボ経営者からの国際電話(もちろんSkype)」 2007-02-01 「『若者を見殺しにする国』 (赤木 智弘著)」 2007-11-27
by NED-WLT
| 2008-04-15 02:06
| 書評&映画評
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