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直感では、技能(スキル)の習得というのは、学習の量に比例していると思われます。しかし現実の技能の習得に当たっては、学習する内容も方法も正しいのに、その効果が見られない状態におちいる期間ができるのが普通です。これを心理学では特に「プラトー現象」と言います。プラトー(Plateau)とは高原や高台のことなので、そのまま日本語で「高原現象」とも呼ばれます。
このプラトー現象というのは、どこか「スランプ状態」と似ているように思われますが、スランプ状態というのは、通常は既に高いレベルにある技能者が本来の力を出せなくなるようなときのことを指すのに対して、プラトー現象というのは、これから力を付けようとしている成長過程にある人(特にビギナーを抜けつつあるレベル)に見られる現象のことであり、基本的にスランプとは似ていても異なるものです。 プラトーにあるときは精神的には辛い期間にあたるものの、その後に続くさらなる飛躍の準備期間(土台の形成)として位置づけることができ、「歯を食いしばって超えるべき壁」という意味で理解するのがよいと思われます。何事においても、ちょっとした停滞を自らの成長限界としてしまうのは気が早いかもしれないということです。 プラトー現象という言葉は、語学の修得や受験勉強などの文脈でよく登場するのですが、勉強という文脈にとらわれず、キャリア、宣伝効果やダイエットにも、これとよく似た現象が見られ、プラトーという言葉が使用されることがあります。 ■ キャリア・プラトー現象 ある段階で昇進が停滞したり、職務上のスキル習得が思うようにいかなくなったりするような状態を指して、特に「キャリア・プラトー現象」と呼ぶことがあります。当然、ビジネスマンが転職を考えるのも、こうしたキャリア・プラトーにあるときが多いでしょう。 停滞期を「今の職場での限界」としてリスクのある転職してしまうことが吉と出るか、凶と出るかはその人次第ですが、もしかしたら、こうした停滞はよくあるプラトーかもしれず、それを超えた先に大きな飛躍があるかもしれないという点も、転職を決める前に考慮するべきポイントでしょう。 ■ 宣伝効果におけるプラトー現象 順調に進んでいた顧客の獲得が、あるときからパタッと停滞してしまうことがあります。これを製品の成長限界(または寿命)と考えるか、それとも顧客による製品の受容がプラトーにあると考えるかで、販売戦略は大きく変わってきます。 プラトーの可能性を考えず、ちょっとした停滞で変に焦ってしまって、それまでの宣伝方法を突然変えてしまったりすると、ブランドの一貫性が失われてしまい、結果としてより大きなチャンスを逃すことになるかもしれません。 ■ ダイエットにおけるプラトー現象 僕も、昨年ダイエット宣言をしてからすぐに5キロの減量に成功したのですが・・・それからが続きません。一番良い時で10キロ減まで到達したのですが、また5キロ減のところまで戻してしまい、結果として、未だに5キロ減という、まんまプラトー現象にはまっています。なにかを頭で理解することと、実際に結果を出すという事は、また別の話なのですね・・・(苦笑)。 (おしまい) 雪と夜 「クリティカル・マス (Critical Mass)」 2006-02-10 「25メートル、キャー!」 2006-12-15 「吸収力に関する理論-1」 2006-02-16 ●メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by NED-WLT
| 2008-02-12 02:32
| ちょっぴり経営学
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