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拙著『はじめての課長の教科書』の中では、課長の部下とのやりとりに関する考察を、部下の心理的な面から多数試みています。
今回は、そんな本書で取り上げた心理的なノウハウの中でも、特に「上司と部下」という関係のみならず、教師と生徒の関係、親子関係や夫婦関係など、それこそ人間関係一般に適用できる(と思われる)、応用範囲のとても広そうなものを3つ取り上げて、ライフハック形式で短くまとめてみます。 1.人間は、誰かに自分を「変えられる」のが大キライ。 人間は、自分からこれと決めて「変わる」ことにはあまり抵抗しないのですが、仮に結果が同じだとしても、誰かに自分を「変えられる」ことには激しく抵抗をします。自分で自分の生活態度を反省し、「よし、これから勉強するぞ!」と決めたところに、親から「勉強しなさい!」なんて言われて、顔をまっ赤にして親に反抗したなんていう記憶は誰にでもあるでしょう。 これは自分のコントロールを誰かに奪われることに関して、人間はおそらく本能的に反発するように出来ているからだと思います。ですから、たとえ部下、子供や生徒などを正しい方向(または自分の思う方向)に導きたいと考えたとしても、相手を「力ずくで変えよう」としてしまってはダメだということです。上手に相手が、自らの意思で「良い方向」に変わるように「うながしてやる」必要があります。 この話に興味のある方は、過去の記事「アンダーマイニング効果 (Undermining effect)」と「お手伝いがしたい!」も参照してみて下さい。 2.「沈黙」は、相手への期待度の低さを伝える。 人間は、誰かに期待していれば、その相手に対して、ほめたり、叱ったり、質問をしたり、アドバイスをしたり、本や映画を薦めてみたりと、とにかく何らかのアクションを取るものです。 逆に言うなら、たとえ同じ職場で仕事をしていたり、同じ屋根の下で暮らしていても、相手に対して何のアクションも取らないというのは、「自分はその人に期待をしていない」ということを、それが真意か否かに関わらず、相手に伝えてしまいます。 「沈黙」というのは、仮にそれが自分の意に反していたとしても、相手にこちら側のネガティブな意思を伝えてしまうコミュニケーション手段なのです。ですから、例えば特定の部下に対して、ずっと「我関せず」という態度を続けていると、その部下のモチベーションは確実に下がって行きます。 メールが自分のところに届くと、特に返事の必要がなくとも「返事をしなくちゃ」という強迫観念に囚われますね。あれは、返事をしないという「沈黙」が、相手に悪いように解釈されることを恐れているからでしょう。同じようなことが日常的なコミュニケーションの中にもたくさんあるのですが、何故か人はメール以外のところでは、「沈黙」を守ることにあまり抵抗が無いようなのです。 この話に興味のある方は、過去の記事「ピグマリオン効果 (Pygmalion effect)」と「ホーソン効果 (Hawthorne effect)」も参照してみて下さい。 3.自分の意見を聞いてもらいたいと強く思うときこそ、一歩下がる。 人間は、自分の意見の正当性を信じているときに限って、他人の意見を聞くことができなくなるものです。例えば、部下が「会社を辞めたい」と言い出したときには、上司は「会社を辞めてはならない理由」を羅列して説得にかかる前に、まずはその部下が「どうして会社を辞めたいと思ったのか」を理解するようにしないとなりません。 優秀な営業マンは、たとえ自社製品の良さを確信していたとしても、それでも顧客の話を聞くという態度を忘れることはないでしょう。強く自社製品をプッシュするだけの営業マンには、顧客からの率直なフィードバックを得ることは決して出来ないからです。 自分が他人の意見などに、「馬鹿げている!」とか「くだらない!」と強く感じるようなとき、実はそこには、自分(または組織)にとって、とても重要なことが隠されているかもしれないのです。自分の正しさを確信するようなときこそ、むしろ一歩下がって、無私な視点から、他人の意見を再評価してみるべきなのでしょう。 この話に興味のある方は、過去の記事「セールスとマーケティング」と「コーチングについて-1」も参照してみて下さい。 (おしまい) ひじきの煮物 「本を、書きました。」 2008-01-31 「組織のフラット化が起こっているんだから、課長なんて必要なくなるのでは?」 2008-02-02 「47ページの図について」 2008-02-03 「新時代における、採用人事のツボ」 2008-02-04
by NED-WLT
| 2008-02-06 03:18
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