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昨日、娘が、浮き輪などの補助無しで25メートルを泳ぎきることができました。もちろん美しいフォームのクロールなどではなく、どう表現して良いやら困るような命ギリギリのフォームで泳いだ25メートルです(笑)。でも、スポーツ・クラブに入会し、家族皆で週2、3回程度のペースで泳ぎ始めたのが先の8月ですから、なかなかの結果ではないかと思います。
初めは、とにかく楽しみながら少しずつ泳げれば良いかな、なんて思っていました。でも続けるうちに、このようにして親子で水泳をするということは、僕にとって子育てを学ぶためのとても良い機会であることに気が付きました。 子育てにおいては、子供を褒めることが重要と言われることが多いように思います。僕もそうした意見に賛成で、なるべく褒めるようにしていました。でも、それがもし「親に褒められたいから努力する」という姿勢を恒常的に子供に植え付けてしまうとするなら、それは子供から独立自尊の精神を奪うことになるのではないかと考えるようになり、最近では「褒めて育てるリスク」を意識しています。 何事も新しく学ぶことは、最初はとても難しく、クリティカル・マスを越えるまではどうしても学ぶことに楽しさを感じられることは少ないと思います。そのため、子供がそうした初学者の状態を早く脱出できるように、大げさに褒めたり、何らかのご褒美をあげたりすることは子育てのテクニック的な部分でしょう。でもテクニックはあくまでテクニックであり本質ではありません。 初学者であることから飛び出した後は、誰かに褒められるためにとか、他人に押し付けられたからという状態を卒業し、子供には「自分自身が成長する喜び」を感じてもらいたいのです。これに成功してしまえば、後は子供自身が、それが楽しいからやるという自主性を持って取り組めるような環境を整えてやることが親の仕事になるのであって、褒めるのもほどほどにしておくのが吉だと考えるようになりました。 水泳は、一旦初学者の状態を出れば、後は何メートル泳げるようになったかという具合に、小さな子供でも自分の成長を客観的に測定することが出来ます。また、特に競泳でもやらない限りは、水泳には、他人との競争というよりはむしろ、自分自身との戦い、自分の限界を推し進めるという楽しさがあります。 我が家でも、当初は浮き輪を外して泳ぐことを怖がっていた娘を勇気付けるために、褒めたり、ご褒美を用意したりしました。でも今では、娘はそうした「見返り」無しに水泳を楽しんでいます。そしてついに25メートルを泳ぎきる力を付けたのです。 泳ぎきった娘は、僕に何かを言われるまでもなく、喜びを全身で表現していました。僕は娘を祝福しました。でもそれは、娘を褒めたのではなく、娘の成長を娘と一緒に喜んだのです。小さな娘にとっての25メートルは、僕の25メートルとは違います。僕は、自らの限界を打ち破った娘に尊敬の念を抱きました。 ■我が家の教育戦略: 第6条 独立自尊の精神を養うため、子供には、自らの限界を推し進める喜び、成長を実感する喜びを出来るだけ沢山経験させる。
by NED-WLT
| 2006-12-15 06:59
| 我が家の教育論
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