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弊社(ベンチャー)のビジネスは、売り上げこそまだ微々たるものですが徐々に形になってきました。銀行から専属のアカウント・サポートがついたりして関係者の数も増え始め、ビジネスパートナーと言える企業も増えてきました。そんな中で、僕たちのビジネスにおいて、コールセンターの設立を決定するという場面が最近ありました。
このビジネスは、これまでのところ大雑把に言ってIT系に含まれ、運の良いことに普段はほとんど人員を必要とはしないのですが、あるビジネス・モデルを推進するに当たって、どうしてもコールセンターが必要となってきました。 今更言うまでもありませんが、社外の人々と電話で直接コミュニケーションを取るコールセンターは、企業のイメージを決定付ける最重要の機能です。特に新興のIT系企業というのは、どうしても企業の顔が見えにくいため、コールセンターが企業ブランド構築に与えるインパクトは強調してもしきれないほどに重要なのです。 こうした重要性を十分に確認していたため、僕たちは当初、自社内でコールセンターを設立することを念頭に置いてきました。しかし、企業のイメージ構築のすべてを任せられるような人員を、コールセンター要員として確保することがいかに困難であるかを理解するのにそれほど時間はかかりませんでした。 結局僕たちが出した結論は、コールセンターを南米スリナム共和国にある企業にアウトソーシングするというものでした。スリナム共和国は、人口50万人にも満たない小国です。僕は、このコールセンターの話が持ち上がるまで意識したことはなかったのですが、スリナム共和国というのは、1975年まではオランダ領であったという歴史があり、公用語がオランダ語なのです。現在のスリナム共和国は、政治的、経済的に非常に苦しい状態にあります(日本は、スリナム共和国の主要援助国の一つです)。そのような国ですので、優秀な人材の人件費も驚くほど安く、同時に現在の状況を少しでも良くしたいと考える、やる気に溢れた人材の確保が可能です。 しかし・・・こうして実際に経営者として、自分が途上国における安価な人件費に飛びつくという決断をする立場になると、なんだか人を人として見ていないような、どうにも人間の尊厳を無視しているような嫌な気持ちがしてくるのです。利益を追求すべき経営者の発言としては、ナイーブすぎると言ってしまえばそれまでですし、スリナム共和国の厳しい雇用状況に少しだけ貢献できるということ以上に自分に何が出来るのかも今のところ謎です。でもせめて、今のこのモヤモヤした気持ちだけは記録しておきたいと思います。いつか必ず振り返ってみたい問題です。 あ、来週末からまた1週間ほど日本に帰国します。なんだか今年は忙しいです・・・。 (おしまい)
by NED-WLT
| 2006-10-28 06:06
| ベンチャー(過去)
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