ニューヨーク・オフ会 （2006年8月末）

これまで、ブログで仲良くさせて頂いて来たNYlawyer先生、芸能人にお会いするつもりで楽しみにしていたマーサ・グラハム・カンパニーのプリンシパル、miki3lotus先生、そして、NYlawyer先生のつてで、超有名ブログ「ふぉーりん・あとにーの憂鬱」を管理されている47th先生と、ニューヨークの居酒屋でオフ会を開きました。

僕以外の皆様は、通常は「先生」という敬称がお名前の後に付く方々で、僕としては、皆様とお会いできることは、とにかく身に余る光栄でした。ところが僕は、このオフ会の会場に、こともあろうか、既にかなり酔っ払った状態で到着。というのも、僕は、オフ会が始まる前に、某コンサルの方々に誘って頂いていた、夕食前のカクテルパーティーに出席しており、まだ早い時間だったのですが、かなり・・・ワインが入った状態だったのです。要するに、短い滞在期間をフル活用するための、ダブル・ヘッダーだった訳です（汗）。

という訳で・・・酔った勢いで、皆様の貴重な話をさえぎってまで、朝の3時まで喋りまくったのは・・・僕でした。ああ、予想通り醜態をさらしてしまいましたよ（苦笑）。まあ、ある意味、こうなることは覚悟していたので、今更悔やんでもどうにもなりませんが（笑）。

miki3lotus先生は、これまでも、ちらほらとお写真を拝見しておりましたが、想像通り、気品漂う美しい方で、正直、20年以上もニューヨークで苦労されていらしたような印象は全く受けませんでした。背筋の伸びも、僕のような醜い猫背とはまったく異なり、なんだか不思議な感じを受けるほどでした。姿勢の美しさ関しては、47th先生も、このオフ会のエントリで触れられていました。実は、僕にもほんの少しだけ、舞台経験と呼べるようなものがあり、先生のプロとしての経験に基づいた舞台に関するお話には、感心させられると共に、とても共感させられました。オフ会の後にも、メールで娘のお土産までお気遣いいただき、ただただ恐縮するばかりでした。本当に、お会いできて良かったです。

一番近い日程で、miki3lotus先生の踊りを見ることができるのは、この秋、ニューヨークのシティーセンター劇場にて開催される「New York City Center Fall for Dance Festival」の10月3日公演です。お祭りに参加している舞踊団につき1作品ずつのみの公演となるようですが、先生はそこで、グラハム舞踊団を代表して、ソロで踊られるそうです。ニューヨーク在住、もしくは一時滞在中の方は要チェックです！

NYlawyer先生からは、先生が寄稿されている機関紙を頂戴しました。機関紙のトップを飾る堂々たる論文で、日本のバイアウトにおけるファイナンスに関するものでした。実は丁度、リック・リッカートセンの『バイアウト』（ASIN:4775970046）を読んでいたところだったので、先生の論文も、大変興味深く読ませて頂きました。NYlawyer先生は、やはりブログから受ける印象のとおり、シャープな方でした。余談ですが、NYlawyer先生は、悪い事に僕の大学の後輩に当たり、完全に酔っ払った僕に散々先輩ヅラをされ、さぞ嫌な思いをされたことと存じます（汗）。

47th先生からは、先生の著作である『企業買収防衛戦略〈2〉』（ASIN:4785713070）をサイン入り、僕への宛名入りで頂戴しました（喜）。早速、先生の執筆された章を中心に読ませて頂きましたが、とにかく、ご専門である法律に関する記述はもちろん、ブログでもご披露されている経済関連分野に関する記述もすばらしく、先生の造作の深さには、全く感服致しました。ところで何故だか、時にページの半分以上を占めたりするフット・ノートの記述が特に面白かったです（笑）。47th先生は、もう著作や論文が何本もあるようですし、お話の内容からしても、僕にとっては、まるで雲の上の人。とても僕と同じ年だとは思えませんよ・・・。

せっかく本を頂戴しておいて、こんなことを言うのはなんですが・・・。47th先生から頂戴した本は、2年前に先生が寄稿し編著された『企業買収防衛戦略』（ASIN:4785711493）の第２巻に当たります。この第２巻の「はしがき」を読むと「本書は前巻をアップデートないし代替するものではなく、むしろ本書と前巻を併せて読んでいただいた方がわかりやすいものと思われる。」との、やや強めのご指示。これって・・・第１巻を買えということですよね（笑）。あ、もうアマゾンの購入カートに入っています（笑）。第１巻にもまたサインを頂戴するために、是非とも再度お会いしないとなりませんね（笑）。

皆様からは、有形無形に色々と貴重なものを頂戴した僕でしたが、僕から皆様に贈らせていただいたのは、オランダの風景写真をベースとした卓上カレンダー・・・。僕も、いつの日か、自分の著作とか論文、はたまた真の芸術家としての視点とか、そうした立派なものを人様に配れる人間になりたいです。

オフ会、とにかく、とてもとても楽しかったです。
飲みすぎで、次の日は、かなり大変でしたけどね（笑）。