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先日、家内が軽めのギックリ腰になりました。当然、家事なども手につかないので、僕が色々と家の仕事を一人でこなすことになりました。あいにく、仕事が混んでいたので、仕事を休むことまではしませんでしたが、それでも昼には一時帰宅して、洗濯物と昼ごはんの準備などもしました。
昼食の後片付けを済ませて、洗濯物を干し終わって、さあ職場に戻ろうとコートを着たときのことです。娘が僕の足にしがみついて、行かないでくれ、遊んでくれと懇願したのです。僕は、娘に、腰を痛めたお母さんの看病をしてやってくれと、その場しのぎのお願いをしました。すると、娘は、こう言ったのです。 「何で、仕事に行っちゃうの?」 僕は、とっさに、そうしないと、食べるものも買えないし、生きてゆけないからだという意味のことを伝えました。その後、この回答は間違いではないが、良い回答ではなかったと、自転車でキコキコと職場に戻りながら反省しました。 僕は、まず、家族の生存を確保するために、外で仕事をしています。家内との違いは、それが家の外であるか中であるかだと思っています。では、自分の家族の生存さえ確保されてしまえば、それで良いのでしょうか。例えば、宝くじにでも当たってしまえば、それで一切の仕事を辞めてしまうのでしょうか。 この娘の疑問に答えることは、容易ではなさそうです。この疑問があるところには「人は何故生きるのか、人生の目的とは何か」という、そもそも画一的な回答を一切受け付けない魔物が住んでいるからです。こうした解答の無い問題を延々と考えることも、まあ楽しいのですが、ここは子育てという文脈から問題のあり方を組み替えてみる必要がありそうだと考えました。 子育てにおける、我が家での僕の役割は、リーダーシップを発揮することです。リーダーの大切な役割は、グループ(この場合は家族)の進むべく方向性を示し、かつグループの士気を高めてゆくことだと思います。子供に仕事に行く理由を聞かれ、それを「避けられない、仕方のない、嫌なもの」として答えてしまって、どうして将来、子供が進んで社会に出て、仕事をして行こうという気分になるでしょうか。こんな回答で、子供の士気が高まるとは到底思えません。 リーダーシップの鍵となるのは、揺るぎ無き価値観と、利他的なビジョンだと考えています。もちろん、本当の僕の価値観は、このブログにも現れているとおり、揺らぎまくります(笑)。しかし、そうした「迷い」を、まだ幼い子供に対して生々しくさらけ出すことは、リーダーシップの放棄だと、僕には思われるのです。もちろん、人が迷っている時に、解決を示すのではなくて、ひたすら一緒に迷ってやることは、とても大切な優しさの一形態だと理解しています。が、それはリーダーの役割では無いと、僕は思います。 「何で、仕事に行っちゃうの?」 次に聞かれたときは、世界をより良い方向に前進させるためだ、という意味のことを、子供の言葉で答えます。それはとても大変で、遊ぶ時間が減ってしまったりする辛いことだけど、この壮大な事業に関わることは、とても名誉で幸せなことである、と。そして、お前は、いずれその事業の中核をなすために生まれてきたのだと。 この、カッコイイ価値観が全く不動のものではなく、むしろ現実の世界ではマイナーな価値観であるという真実は、いずれ、娘が経験を通して学ぶことです。そして、娘は価値観に迷うことになるでしょう。そんなとき、娘は、自宅の本棚を見て、何かを感じることになると思います。それは、僕と家内が、これまでに迷いながら描いてきた価値観の地図だからです。 ![]()
by NED-WLT
| 2006-02-27 15:44
| 我が家の教育論
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