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個人的によく参照している、学習とイノベーションに関する論文についてまとめています。今回はその二回目です。
吸収力を得るための手段と、問題解決能力を得るための手段は、非常によく似ている。吸収力を高めるということは、既存の知識を入れるためのスペースを開発することであるのに対し、問題解決能力を高めるということは、新しい知識を創造するためのスペースを開発することであるからだ。心理学では、創造力と吸収力は、よく似たものとして示唆されている。イノベーションを生み出す創造力を鍛えるためには、吸収力を高めておく必要がある、という論文の背骨となっている理論です。子供がクリエイティブなのは、子供が驚くべき吸収力を発揮することと同根なのだ、という風に読み替えることもできそうです。 心理学まで持ち出しているので、正直ここは論文の主張するところが一般論として、どの程度まで通用するのか、やや疑問が残るところではあります。しかし、科学的手段によって完全に検証された知識のみを本当の知識として考えていては、我々は前に進めません。このように、検証がどうしても難しい知識は、その限界について心に留めつつも、直観的に信じられるか否かをベースとして、利用できると思われれば、利用して行くことが実務的だと思われます。 さて、先の「吸収力に関する理論-1」でまとめた通り、吸収力を高めるためには、意識して幅広い分野に足がかりを作っておくことが大切です。それが、問題解決能力を高めることになるとするなら、なおさらです。 個人のこととして考えるならば、いつも同じ面子とばかり飲みに行ったりしないで(笑)、仕事上の付き合いを離れ、色々な集まりに顔を出したり、普段は気にも留めないような分野の本を読んでみたりして、多様な知識を得られるように、意識して努力することも重要だと考えられます。また、たまには苦手なことに、わざと取り組んでみるのも面白いと僕は思います。その結果は、やはり上手く行かないことが多いですが、そうした普段は意識して引き受けないようなことから学ぶ内容は、かなり新鮮だと感じます。 この理論を、会社組織に拡大して適用するなら、多様な人材を集め、人材間のコミュニケーションを刺激してやることが、組織として幅広い知識にアクセスすることになり、それが創造力の鍵となると考えられます。 イノベーションは、今世紀の世界を考える上で、最重要の概念だと思います。イノベーションこそ、競争力の源泉だからです。イノベーションを支えているのは、創造力、すなわちそれは吸収力なのかもしれません。言い換えれば、どれだけ変化を受け入れ、新しい知識、新しい環境にチャレンジし、適応して行くことができるか、ということです。理論がどこまで信頼できるのか、という部分には依然として疑いがあるものの、僕は、この考え方を支持しています。
by NED-WLT
| 2006-02-19 07:30
| ちょっぴり経営学
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