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「この小著の直接の端緒は、私の妻が、かくかくの思想もしくは風習が日本にあまねく行われているのはいかなる理由であるかと、しばしば質問したことによるのである。」 (新渡戸稲造 『武士道』 第1版序文 / 1899年)前回、「コーチングについて-1」では、コーチングの概要と、その3つの目的について簡単にまとめました。今回は、その目的を達成するためのテクニックについてです。前回のエントリが、目的の明確化であるとすると、今回のエントリは、その目的を達成するための戦略として位置づけられます。 コーチング、3つの心構え 1.その人の価値を認め、可能性を信じ、それをきちんと伝えること 2.その人の秘密を固く守り、信頼関係を築くこと 3.コーチングで全ての問題が解決できるとは思わないこと 精神面では、コーチをする人のことを大切に想う気持ちがキーになります。その人の価値を高く評価し、可能性を信じ、そしてその人が成功することを本当に願うことが肝要です。 それだけでは不十分で、その人の価値を認めていること、可能性を信じていることを、その人にしっかりと伝えないと意味がありません。直接言葉にすると、白々しく感じられるような場合は、話を聞くときの態度で示してゆくことになりますが、やはり時にははっきりと、言葉で伝えることも重要でしょう。 コーチを受ける人の話には、プライベートな感情なども含まれることが普通です。ですから、事前にきちんと、秘密は秘密として守ることを約束し、その約束を固く守ることは、大前提の倫理です。守秘の信頼があって、始めてコーチングは成立します。これは、親子の間で行われるコーチングでも同じことです。子供の悩みを、笑い話として他人に話す人を見ることがありますが、それではいずれ、子供が悩みを親に打ち明けなくなってしまいます。 そして、コーチングは万能ではなく、コーチングで解決できる問題にも限りがあることを、常に心の片隅に置いておく必要があります。また、どれほどの信頼関係があったとしても、人には、質問されても答えたくないこともあります。コーチングにおいては、事前に、すべての質問に無理に答えなくても良いという雰囲気を作っておくことも大切だと思います。 コーチング、3つの禁止事項 1.アドバイスや指示、提案などは決して行わないこと 2.Yes、Noで答えられるような質問は、出来るだけ避けること 3.「何故?どうして?」と質問するときには、非難の意味を込めないこと そもそも、この3つの禁止事項を守らないと、コーチングは普通の会話と大して変わらないものになってしまします(笑)。戦略とは、何をやらないのかを明確にすることでもあります。 さて、話を聞いていると、どうしてもアドバイスをしたくなるものです。経験的には、こういう傾向は特に男性に多く見られるように思われます(笑)。前回も強調したとおり、コーチングの大前提は、「問題の答えは、その人の中にある」のを信じることです。もちろん、たった1度のコーチングで、問題の解答にまで辿りつけることは、稀です。根気よく、コーチングするほうも、アドバイスや提案をしたくなる気持ちを抑えて、質問をしましょう。 Yes、Noで答えられる質問(=閉じた質問)というのは、質問としては非常に限定されたもので、誘導尋問にもなりかねず、コーチングを台無しにしてしまいます。閉じた質問を全くしないというのは、難しいものですが、それでも出来る限り、どうとでも答えられる質問(=開かれた質問)をするように心がけます。 コーチング全般に渡って、コーチを受ける人が心を開きやすくするために、ポジティブな雰囲気作りが大切であることは、予想できると思います。ところで、コーチングでは、「何故?」という質問を多くすることになりますが、人は「何故?」と聞かれると、何だか非難されているような気分になるものです。「何故?」を使う時には、ネガティブな雰囲気を与えないように、声のトーンなどに細心の注意を払います。そんなこと、とても出来そうもない、という場合は「別に、全然非難しているんじゃないからね、ところで、何で~」といった具合に、非難するつもりが全く無いということを言葉で伝えてしまうという方法があります。 コーチングの練習 コーチングの練習は、すぐに始められます。無理に、誰かを呼びつけてコーチングの場を設定することはありません。単純に、普段、丁度良い会話を見つけては、そこで意識して、聞き上手、質問上手な人になるべく努力することです。 そうして、少しずつ、話を引き出すために有効な聞くときの態度や、質問のパターン、声のトーンなどを、体験を通して覚えて行きます。上手く行っていれば、自然と人から相談を受けることが多くなるはずです。 と、ここまでが、コーチングについての一般論のまとめでした。最近では、DVDの付属したコーチングの本なども多くあるので、詳しいコーチングのテクニックなどについて興味を持たれた方は、専門家の本を参照してみて下さい。コーチングについて、最終回となる次回は、僕の勝手な意見を述べてみたいと思います。 余談ですが・・・ 僕のコーチングの練習相手は、初めのうちは家内だったのですが、家内は、僕が質問などしなくてもずっとしゃべっているので・・・コーチングの練習台としては不適格ということがすぐに判明したのです。
by NED-WLT
| 2005-12-16 07:47
| ちょっぴり経営学
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