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「次のタイガー・ウッズになろうとか、ジャック・ニクラウスになろうなんて考えない方が良いと思うよ。自分のベストになることを目指すべきだ。」
タイガー・ウッズ 居酒屋で、先輩や後輩と一緒になって「弊社には戦略がない!」なんて愚痴ったことはありませんか?「戦略」という言葉は様々な場面で頻繁に使用されますが、いざ「戦略とは?」と定義を聞かれるとなかなかスラッとは出てこないものではないでしょうか。今回は、そんな戦略について考えてみます。 まず、偉い人が書いた本で戦略はどんなふうに定義されているのかを調べると、そうした偉い人の間でも「戦略」は様々に異なる定義がなされていることが解ります。例えば有名なジェイ・B・バーニー先生の『企業戦略論』の第1章には、異なる10種類の戦略の定義が取り上げられています。 その10種類をそのまま僕のブログで取り上げても何の意味もないので、あえて僕が普段使っているただ1つの定義を例として紹介させて頂きます。別に僕が考え出したものではないことは言うまでもありません。僕にとって戦略とは、 「限られたリソースを使って、どうやって、ある目標を達成するのか」 です。ここでいうリソースとは資源(人・モノ・金・情報など)のことを指しています。まれに目標が定まっていないプロジェクトなどを見ることもありますが、それでは戦略が立つ訳もありません。目標が明確になっていることは前提条件です。・・・さて、何だか解ったような解らないような感じがしますね(笑)。もう一歩、実務レベルにまで落とし込んでみます。先の定義は、 「リソースはいつだって限られているんだから、何に集中するのか」 という具合に書き換えることができそうです。ではリソースが限られている状態で集中するとは具体的にどういうことでしょうか。実はここが、僕としては戦略の本質であると考えている部分です。それはすなわち、 「何をやらないのか、何を捨てるのか」 です。戦略の策定とは、これを常々意識して明確に決めることだと思います。リソースが無限にあるなら、そして競争が無いのならば、そもそも戦略など必要ないわけです。限定された人材、金、時間、情報を使って、競合に負けない成果を出すために必要になるのは、何をやらないのか、何をやめてしまうのかを、競合よりも早くはっきりと決めることです。するとモチベーションに問題がない限りは、自然に自分達が為すべきことにリソースが集約されることになります(ちなみに、この段階で何かを捨てるのと同時に、これまでに無かった新しいことを付け足すと、流行のブルー・オーシャン戦略となります)。 口で言うのは簡単ですが、僕の個人的な経験では、このように常々捨てることを決めて行くという作業は、かなり難しいことのように思います。例えば、既に儲からないことが解っている事業がいつまでも継続されていたりすることは、誰のためにもならない実に空しいことですが、僕はこれまでにそんな事業を随分と見てきたような気がします。 *** 近年、コンサルティングや投資銀行、PEやヘッジファンドなどの人気が高いようです。どの仕事もキラビヤカなイメージがあるし、きっととてもエキサイティングな仕事なのだと思います。個人的にはクライアントとしての付き合いを通してコンサルティング業界に魅力を感じることがあります。しかし逆に言うなら、そうした人気職種には眩いばかりの優秀な人材が集まっている訳ですから、人材間の競争は激しく、業界内で自分をライバルから良い意味で差別化することが困難であることは明白です。それなりに成功したって、そんな業界には代わりがいくらでもいる、とも言えるかもしれません。 自分の時間と能力は限られているのですから、あえてハーバード留学記の岩瀬さんのような恐ろしく優秀な人材と直接対決しないで済むような分野で、コツコツと自分の力を伸ばすことが僕のような凡人のキャリア戦略としては正しいように思われます。 ・・・でも、やっぱり憧れちゃいます。僕もついついファイナンスの本なんかを取り出して来て「DCF法でバリュエーションをすると、ターミナル・バリューが随分と大きな役割を果たすんだな、しかもかなりWACCに対して感度が高いものだな」なーんて、解ったようなことをつぶやいたりしています(笑)。 うーん、やっぱり戦略の実行って難しいです・・・。 ●追記(2011年2月13日) 戦略の定義と戦略の実行について『あたらしい戦略の教科書』という本を書きました。よろしければ、こちらも参照いただけたら嬉しいです。
by NED-WLT
| 2005-11-10 02:56
| ちょっぴり経営学
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