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子供の教育において譲れない一点があるとすれば、それは自立した大人として生きてゆける能力を身に付けさせることです。自分が何をするべきなのか色々と悩むことは大切ですが、とにかく自分で自分の衣食住を確保できるようになることが人間に限らず、すべての生命に平等に課された第一のチャレンジだと思います。
この自立を確保することは、それ自体が非常に困難なことです。一個の生命が自立して行くとは、日々ライバルとの生存競争に小さな勝利を重ねて行くということだからです。過酷ですが、それはほとんど生物の定義ではないでしょうか。 逆説的ですが、自立とはいっても他人に依存しないということではありません。むしろ明るく社交的であることによって多方面にコネを築いて行くことは、自立して生きてゆくための大切な作業です。変に自虐的にならず、誰にでも気持ちよく頭を下げられる大人になりたいものです。ヘコヘコしたくないとか、コネはずるいだなんて、まだ社会を知らない子供の戯言です。目線は高くとも腰は低く行こうとすることが肝要です。 誤解を恐れずに言えば、この自立の邪魔になってくるのがいわゆる「夢」です。人間社会には建前というやっかいなモノがあります。「夢を追いかけることは何よりも大切」というのはそうした建前の一つで、子供がかりやすい病気のようなものだと思います。夢を追いかけた結果としての美談、それは夢破れたときのリスクと合わせて語らない限り、日常の辛さを忘れるための無責任なまやかしになりがちだと思います。 もちろんこれは僕の個人的な価値観でしかありませんし、全く別の考えかたがあることも理解しているつもりです。それでも夢を追うことが許されるのは、まず自立した家族としての生活が確保できた上での話しであって、それは紛れもなく贅沢であるという認識が大切だと僕は子供に伝えます。人は贅沢を追い求めるとき、大切な別の何かを失うことが多いように感じます。 *** 質素倹約を価値とすることは、家族としての生活にフォーカスすることと同義だと考えます。自分を他者にキラビヤカに見せる必要はない。なるほど、時に家族にだっていつもとは違った格好の良いところを見せる必要もあります。でも家族が本当の自分を理解してくれているとすれば、キラビヤカな姿なんてウソの自分なので、むしろ恥ずかしく感じるはずです。 そして本当の自分自身であること。自分自身と調和していること。そこにこそ長期的な人間としての幸せがあると思うのです。仮に夢を達成することでも幸せが得られるとしても、それはほんの一瞬のことかもしれません。そして、それがキラビヤカであればあるほど、おそらく本当の自分自身から乖離してしまうことなのだと思います。 僕の娘の夢は、おひーさあ(=お姫様)になることです。もちろん、そうした子供らしい夢は暖かく見守りますし、とてもほほえましいことです。でも仮に娘が中学生ぐらいになって、そのときも本気でお姫様になりたいと考えているとするなら、それは親が家庭で、ただ自分らしく暮らして行くことの幸せを子供に伝えられなかったという教育の失敗を意味していると思うのです。 ■我が家の教育戦略: 第4条 自立した家族として日々の生活を重ねて行くことこそ人の幸せであるということを、言葉でなくて毎日の静かな生活そのものによって子供に伝えて行きたい。そのために親自身が毎日を楽しんで暮らせるようになる。見せるべき親の背中とは、楽しんで生きている親の日常だと思う。仕事の愚痴などは子供の現実逃避を助長するだけなので決して家庭に持ち込まない。
by NED-WLT
| 2005-10-22 05:28
| 我が家の教育論
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