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スカイプ(http://www.skype.com/intl/ja/index.html)
こ、これはすごい。今朝、ハーバード留学記の記事を読んで知ったのですが、スカイプの社会へのインパクトを考えるとちょっと恐ろしくなるほどすごいです。グーグル・マップス、アースと並んで、世界を変えてしまうアプリケーションだと思います。今年度の売り上げ予測が70億円に満たないスカイプを約4,500億円で買収したというeBayもさすがです。 今回は、スカイプについて簡単にまとめます。このエントリも、ハーバード留学記を読んだ直後の30分程度で調べて書いたものなので、間違いもあるかと思います。が、とにかくエントリにせずにはいられなかったのです。お許し下さい。 まず、スカイプの企業ビジョン(より詳細なビジョンへのリンクはここ)から見てみます。 「Skype は、優れた音質の通話サービスを世界中の消費者に無料で提供して通信業界を変革する Global P2P Telephony Company™ (グローバル P2P テレフォニー カンパニー) です。」 国内通話はもちろん、国際通話や世界中に散らばる友達との同時通話なども、全て無料です。音質も「明らかに携帯電話よりは上」という声が多いようです。あー、電話会社もいよいよ厳しくなりますね。スカイプを買収したのが、潤沢な資金を持つ電話会社ではなくてオークション・サイトだったということも実に象徴的じゃあないですか。 今のところ、スカイプをダウンロードしたパソコンから、固定電話や携帯電話に発信する場合は有料のサービスとなっていますが、企業ビジョンを考えると、これらもいずれ無料となるでしょう。有料である理由が、固定電話や携帯電話の側にあるのですから、ここらへんはきっと時間の問題です。実際に、今年の冬にはモトローラとの共同開発で、携帯電話でも使えるスカイプが登場するとのことです。 さて、このスカイプ。以前、競争力が高い小国として紹介させていただいた、あのルクセンブルグをルーツにしています。ベースとなっているのは、ルクセンブルグにあるスカイプ・テクノロジーズというベンチャーが開発したソフトだそうです。 基本となっている技術は、日本でも開発者(通称47氏)が逮捕されて話題になった「Winny(ウィニー)」と同じP2P(peer-to-peer)と呼ばれる技術です。そのルーツになっている「freenet」というソフトは、1999年にアイルランド人のIan Clarke氏が開発をスタートさせたオープンソースの匿名ネットワークシステムだそうです。このベースになっている発想が、政府や企業の監視に対抗し、自由な表現や発言の場を確保するというものであるため、反社会的とみなされる場合が多いのですが、技術としての可能性は非常に高いものです。スカイプの登場は、まさにその技術的な価値を裏書きしたと思います。 こうした技術は、技術立国、知財立国を標榜する日本として開発を急ぐべきものです。しかし、その国内第一人者とも言える47氏は逮捕されてしまいました。こういう貴重な人材に難癖をつけて逮捕してしまった日本・・・その技術を応用しようという発想は無かったのでしょうか。47氏が逮捕されたことで、日本では、このP2Pを開発しようとすると、逮捕される危険があるということが明確になりました。少なくとも、警察にマークされ続けます。残念ですが、そんな危険を冒してまで開発をする技術者は少数でしょう。 「通話料金」という単語は近い将来、死語となるでしょう。おそらく僕の娘は、「通話料金」という単語を覚える必要が無いんじゃないかと思います。世界はどんどん変わって行きます。
by NED-WLT
| 2005-10-12 15:42
| 時事評論のまね
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