有朋自遠方来、不亦樂乎 （2005年10月）

高校時代からの古い友人が、昨日の金曜日からオランダの我が家に遊びに来ています。彼は、お医者さんです。僕も高校生のころは医者になりたいと思っていましたが挫折しました（笑）。

医者というのは、想像以上にハードな仕事だと思います。仕事上のミスというのは誰にでも起こることですが、それが他人の生命に関わるとなると、毎日のプレッシャーが違います。実際にミスを犯してしまうと、裁判沙汰にもなりますから、純粋に職業として考えると、かなりリスクの高い仕事です。

そして、日常的に人の死を見る仕事です。毎日のように死に接しているとはいえ、死は怖くなくなるわけではないと思います。死に慣れているように振舞っていても、そして医者自身がそう信じていたとしても、医者は一つ一つの死に対して深く心を痛めていると想像します。それは、治癒を目標とする医者にとっては、極端に言うなら日々の敗北ですらあります。本当に苦しい仕事だと思います。

お土産に日本の酒をもらいました♡

日本が世界に誇るニッカウヰスキーの余市（シングルカスクだ！）、名古屋と秋田の超レア銘酒ですよ！既に初日の晩から飲みすぎ、ちょっぴり二日酔いです（笑）。