子供の夏休み、終了

「愛するということは、お互いの顔を見つめる事ではなく、一緒に同じ方向を見つめる事だ。」
サン＝テグジュペリ

オランダ南部では子供達の夏休みが終わり、今週から学校が始まっています。僕の娘にとっては、この火曜日がプレ幼稚園の秋学期の初日でした。

きちんと説明しておりませんでしたが、プレ幼稚園というのは、オランダの2歳～3歳の子供が任意で参加するプレイサークルのようなもので、週に２～3回、3時間程度、親なしで先生や友達と遊ぶ小さな幼児スクールです。ちなみに、我が家がお世話になっているプレ幼稚園の月謝は25ユーロ（3,000円程度）です。

さて、まだ親にべったりの2歳～3歳の子供のことですから、一旦、泣かずにプレ幼稚園に行けるようになった子供でも、こうした長期の休み明けには、また泣いて行けなくなったりします。過去にさんざん泣いた娘のことを考えると、我が家では、それがとても心配でした。

結論から報告させていただくと、大変喜ばしいことに、娘は全く平気で遊んで来ました。娘を迎えに行った家内が、娘のプレ幼稚園での様子を先生に聞いたところ、まず先生の第一声が、

　　「○○○（娘の名前）は、ひとりでハッピーに歌って踊っていたわよ。」

は？それってちょっと、ひとりでいられる能力が開発されすぎでは（笑）。でも、同級生のリンダが泣いているのを見た娘は歌い踊るのをやめ、泣いているリンダの手を引いて一緒に砂場で遊び始めたというエピソードを聞いて、一安心。いつのまにか、娘はプレ幼稚園が大好きになっていました。

火曜日は、娘が休み明けのプレ幼稚園なのに、とても楽しんで行けたという話に、僕と家内は大興奮。もちろん日本にいる娘のお爺ちゃん、お婆ちゃんにもすぐ報告を入れ、皆でこの娘の快挙を喜びました。

そして今日、娘は「学校（プレ幼稚園）に行きたい！」と泣いたのです。

学びの本： 「歴史とは何か」 E.H. カー
学びの音楽： 「Magical Mystery Tour」 The Beatles