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「想像力」というのもまた、キャリア論や人材アセスメントにおけるバズワードですよね。上司や先輩に「想像力」が足りないとか指摘されて、「そんなことはないぞ」と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。 こうした認識のズレは、要するに定義の共有ができていない(組織における共通言語化が進んでいない)ことが原因で発生するのだと思います。 ビジネスに求められる「想像力」というのは、要するに、「次に起こることを、どれくらいリアルに考えることができるか」ということです。これは、一般に使われる、芸術に関連するような「想像力」とは意味が異なるので、注意が必要でしょう。 実際に、ビジネスにおけるジュニアとシニアを分けるのも、まさに「次に起こることを、どれくらいリアルに考えることができるか」の差、すなわち「想像力」の差でしょう。 ジュニアは、様々な企画を無邪気に生み出すことはできても、その実現のために必要となるステップや各種リスクに関して「想像力」を働かせることができなかったりします。結果として、妄想や夢想に近い企画を立てて、失敗することにもなります。 これに対して、シニアは、過去の痛い経験などを通して、企画の実現に必要となるステップを「リアルに」考え、そこで起こりえるトラブルやチャンスを「リアルに」想定しつつ、その企画の実現可能性を正しく見積もることができます。 このような、ビジネスに求められる「想像力」は、なによりもまず、自らの経験から得られるものです。同時に、ビジネススクールにおけるケース・メソッド(事例学習)や、各種ビジネス書、経営学書などに学ぶことでも鍛えることが可能だと思います。 で、ここで一つ逆説的な考え方もあります。 大きな変化の渦のなかにある現代社会においては、この「想像力」が、かえってビジネスの邪魔になることもあるということです。そもそも、過去に正しかったことが、将来には間違いになることがあるわけで、へたに「想像力」を働かせるとよくないケースもあるということです。この逆説をキャッチーな言葉にすると、 未経験という資産 といったところでしょう。一般に、未経験であることは悪いこととされます。経験がないと、その業界や分野において「想像力」を働かせることができないからです。 でもだからこそ、常識にとらわれない、新しい考え方を生み出すことができたりもするし、チャレンジする気持ちも保てたりするのでしょう。 組織が成熟し、シニアが数的に大きくなっていくことのリスクはここにあります。シニアが増えると、現実的で、実現可能な企画が立案されます。しかしそれは、面白みに欠ける、イノベーションとはならないものだったりもするわけです(もちろん例外もたくさんありますが)。 ビジネスにおいて「想像力」は重要です。しかし、妄想や夢想にも大きな可能性があるし、実際に社会を変革するのは、妄想や夢想だったりするのかもしれません。もちろん、それだけではダメなのですが。 (ドイツからのお客さまとランチしました!)
by ned-wlt
| 2014-02-24 14:33
| 時事評論のまね
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