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社内外の皆様に、ご報告します。僕はこのたび、フリービットの理念にフルタイム/フルコミットで働く「フリービット常勤取締役」を離れ、フリービット人材戦略研究所の所長として「フリービット非常勤取締役」になります。
会社法上は常勤・非常勤の違いはなく(2013年8月現在)、このような報告には法令上の義務はないものの、やはり説明責任があると判断し、ここで、その背景を公開したいと思います。 まず、僕には介護という大きな制約条件があります。ひとりっ子として生まれ育ち、長女である妻と結婚した宿命です。いずれは、だれもが直面することになる問題だとはわかっていても、なかなか対応するのが苦しい事実です。 対応しなければならない介護案件が発生し、大事なときに仕事にコミットできないケースが事実として発生しています。こうした状況から、フリービットのステークホルダーに対して、常勤取締役としての責務は果たせないと判断し、取締役会より非常勤化の承認をいただきました。 次に、僕自身の人生についてです。僕は、フリービット創業者の石田宏樹と出会って以来、彼の描くITの未来像にワクワクしてきました。今も、本当にワクワクしています。ただ、僕が石田から学んだのは、ITの未来像のみならず、社会的な問題をビジネスによって解決する起業家精神もその1つでした。自覚はなかったのですが。 そんな中、東日本大震災が起こりました。 実は、僕が27歳のときにオランダに移住するという転身を決めたきっかけも、台湾大震災(1999年9月)を台湾出張中に経験したことでした。この2つの震災は、自分もいつかは死すべき運命にあることを、強く僕に自覚させたのです。 ●台湾大震災からフリービット参画まで 台湾大震災のとき、僕は台湾・新竹にあるホテルの9階で寝ていました。そして次の日の朝、明るくなってから、ホテルのすぐ近くの建物が倒壊しているのを見ました。それほど大きな地震だとは思わなかったので、ショックでした。 僕は当時、勤務していた会社の上司に「どこでもいいから、海外に駐在したい」ということを常々述べていました。しかし、いくら希望を伝えたところで、経験の浅かった当時の僕を海外駐在させるような判断は、会社として合理的なものではありませんでした。 地震で倒壊した建物をジッと見つめていた僕は、誰かから「海外で暮らしていいよ」という許可をもらうのを待っていることはできないと思ったのです。そこで僕は、自分で「つて」を見つけて転職し、台湾大震災から1年を待たずに、2000年8月にはオランダに着地していました。 フリービットとの出会いは、オランダに暮らして8年後のことでした。当時のブログ記事『『戦略の教科書』を、社員教育に利用していただいています。』が、そのときのワクワク感をよくあらわしています。 フリービットが日本で出願している特許を読んでみると、まずCEOである石田氏がほとんど全ての発明にからんでいることに気が付きます。技術の解るリーダーというのは、特に日本では貴重な存在です。マネジメントであれば後からいくらでも学ぶことが可能ですが、技術は普通そうは行きませんからね。(中略)その後、このブログ記事を読んだ石田から、お礼の連絡をもらいました。それから、僕の一時帰国にあわせて、僕は石田との会食の機会を得たのでした。その場で僕は、石田の魅力にとりつかれ、帰国とフリービットへの参画を決めて「握手」をしたのです。 そういえば「握手」をした会食の席では、報酬などの話はまったくしなかったのですから、ビジネスパーソンとしては、どうかしています。それだけ、これがビジネスを超えた出会いだったのだと、今はわかります。 そうして僕は、愛するオランダの永住権を捨てて、2009年4月に帰国しました。オランダには、ほぼ9年間暮らしていたことになります。帰国直前に、僕は複数のブログ記事を書いています。その中にある『ある冬の日、クラウディアの家族とのお別れ。』という記事には、オランダ人の友達との別れを前にした当時の自分の気持ちが、ストレートに表現されていました。 どうして僕たちは、お別れしないとならないのだろう?僕たちには、自分で自分に課した「約束」があり、それを果たすためには、こうしたお別れも受け入れなければならないからです。しかし、自分の「約束」のために生きるからこそ、僕たちはお互いのことを魅力的だと感じるのであり、目を赤くさせながらも別れに納得できるのでしょう。これを「友」と言うのだと、中年になった今は解ります●フリービットでの日々とこれから フリービットは自分との相性がとてもよく、帰国してからというもの、エキサイティングで楽しい毎日を送ることができました。なによりもやはり、フリービットでの日々こそ、僕が本物の起業家と仕事を共にした、はじめての経験でした。 東日本大震災がなければ・・・僕はこのまま、常勤の取締役は難しくても、介護が終わるまでは時間短縮勤務としてフリービットに残っていたかもしれません。 しかし東日本大震災は起こりました。この震災で僕は、自分の中にまた、どうしても機会を待っていることはできないテーマを見つけることになったのです。 僕の予測する日本の未来は(1)効率化・自動化によって、多くの人々の仕事がなくなる(2)仕事がないのに社会保障費が膨らみ可処分所得は減る(3)世界人口が100億人にせまり、希少資源となる食糧とエネルギーの価格が高騰する、というものです。 そんな日本で、子供たちが生きていくということを考えると、いたたまれない気持ちになります。石田に学んだ人間として、僕は、この未来予測が現実のものとならないようにしたいと、心から思ったのです。自分の人生を、これにかけたいと。 介護により、常勤の取締役としての仕事はできません。かつ、僕として、自分の人生をかけて実現したいことができました。 この背景から、僕は、フリービットの描く未来に対しては、人事戦略の立案など、限定的に貢献し、残りの時間は、まずは東日本大震災で傷ついた被災地に雇用を生み出すべく、起業家として、ビジネスの力で復興に関わることにしました。 被災地からはじめ、さらに疲弊していく国内地方の活性化を行い、遠くない将来、世界にも出ていきたいと考えています。 ●むすび フリービットのみなさま。僕の、みなさまとの関わりはずっと少なくなります。それでも僕は、石田を通して、フリービットに関わりつづけます。それに、フリービットには、そんなことではビクともしない一級の経営者たちがいます。そうした経営者たちに学び、自らも経営者となり、フリービットの理念と自らの夢を実現してください。 そして社外にてフリービットを支えてくださっているみなさま、どうか、フリービットを暖かく、かつ厳しく見守ってください。僕も、非常勤の取締役として、できるかぎりのことをします。しかし僕が、たとえ非常勤であってもフリービットの取締役にふさわしくないというときは、その旨、いつでも審議にかけてください。 僕には誇るべき先祖があり、僕の成功を祈ってくれる家族と友達がいます。これから僕は、そうした方々からの期待に恥じぬよう、また子孫が誇りに思う先祖の一人となれるよう、起業家として生きて行きたいと思います。 どうか皆様、これからもご指導のほど、よろしくお願い致します。 2013年8月18日 酒井 穣 ゆく河の流れ
by ned-wlt
| 2013-08-18 10:49
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