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これからの世界について考えています。その中で、元東大総長の小宮山宏先生のコラムにある3つの視点に頭を打ち抜かれました。整理しながら、この3つの視点について、僕なりの考えをまとめてみます。
●3つの視点とは? 視点1.知の爆発 インターネット上を流れる情報量は、2001~2009年の間に71倍に激増しています。ところが実際に人々に受容され消費される情報量は、同じ8年間で2.5倍程度と停滞しています。情報が多すぎるのです。それでも、情報は今後も増え続けるでしょう。 視点2.有限の地球 地球の資源は有限です。いうなれば、酸素ボンベみたいなものです。それを人類の皆でシューシューやってきましたが、いよいよ残りわずかです。環境汚染や地球環境の変化によって、人が生きるコストも今後上がって行くということです。環境を消費してまで、特定の商品を製造することに「待った」がかかるようになるはずです。 視点3.高齢化 人類は、多産多死(たくさん生まれて、たくさん死ぬ)社会から、少産少子社会へと転換しました。この切り替わりの途中には、子供と老人が少なくて、労働力が豊富にある「人口ボーナス」と呼ばれる時期があり、そこでは経済発展が期待できます。しかし、これからの世界では、そうした時期が終わり、経済発展が見込みにくくなります。 小宮山先生は、人類が直面している様々な問題の背景には、この3つの視点のどれかが存在すると述べています。ここに新しい需要を見出すことで、日本の未来に活路を生み出そうというお話です。うーん、小宮山先生すごい。 ●まず、思いついたこと 思いついたのは「知の爆発」は「有限の地球」と「高齢化」を解決するための手段であり、人類に残された最後のチャンスではないかということです。 これからのビジネスの多くは「知の爆発」を制御し、その成果として「有限の地球」と「高齢化」の問題を解決するというモデルに沿っていない限り、長続きしないでしょう。いや、そうなっていないと、人類がダメになってしまいます。ですから「知の爆発」を制御する力こそ、教育の要になりそうです。 なるほど「有限の地球」と「高齢化」に関連する、より具体的な課題を発見する力も重要です。しかし、こうした課題の発見自体が「知の爆発」の中で行われます。ですから「知の爆発」を制御できなければ、有効な課題設定も、解決策の策定も、どちらもままならないわけです。 近年「知の爆発」に対しては、情報を収集・整理して届けてくれる人という意味での「キュレーター」に注目が集まっています。ただ個人的には、これからの時代に収集・整理すべきなのは、もはやニュースではないように思うのです。 それは、学問領域を超える、学際的な学問の「キュレーター」なのではないかと。そして、自らがそのような「キュレーター」にならなければ、少なくともビジネスにおいては、差別化がきかず、どうにもならない未来が見えます。 ●この時代に活躍できる人材の要件とは? まずは自らが、なんらかの学問領域において、専門性を獲得することが大切になりそうです。軸がないままに、様々な学問の表層だけをすくい上げても、細部が理解できるようにはならないからです。 もう少し抽象化すると、専門性とは、研究者たちの実績として生み出される先行文献(論文・特許)を、過去のものも、最新のものも含めてフォローできる、しているということでしょう。また当然、自身もその専門領域の発展に貢献していないとなりません。とはいえ、これだけでは不十分です。 これに追加される要件として「有限の地球」と「高齢化」のどちらかの領域においても相当な知識を持っている必要があると思います。軸となる自らの専門性を持って「有限の地球」と「高齢化」のどちらかの具体的な問題を解決する必要があるからです。 ということは、これからの教育に求められるのは「有限の地球」と「高齢化」に関する知識を鍛えつつ、これとは別に、なんらかの学問分野における専門性を鍛えるといったことなのかもしれません。なんとなくですが、見えてきたように感じます。・・・おそらくは、見えてきたのではなくて、単に歳をとったということなのでしょうが(笑)。 (本を読んでから寝ます) 空に向けた目線 ●無料メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by ned-wlt
| 2013-02-26 21:51
| 時事評論のまね
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