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僕たちは、社会的に大切なものが失われようとするとき、それを「文化」と呼び、保護しようとします。それが社会にしっかり根付いていて、人々の日常であるかぎりは、そこに「文化」という言葉は使わないところに気がつくと、「文化」とは、それが失われる危機を前にしてはじめて、人々の記憶に「立ち上がってくる」ものなのだということがわかります。
少なからぬ日本人にとって、SONYは特別な存在だと思います。SONYはもはやただの一企業ではなく、日本を象徴する存在と言っても言い過ぎではないでしょう。個人的にも、これまでに多くのSONY製品を購入してきたし、お金が足りず買えないときも、常にSONY製品のカッコよさにあこがれてきました。 多くの日本人が「SONYに就職したい」と思ったことがあるでしょう。しかし、あこがれのSONYに就職することはとても難しく、友達の中でも、本当に優秀な人だけが選ばれてSONYの門をくぐることができるというイメージでした。実際に、僕の親友の一人は、中学1年生のころから「SONYに就職する」と周囲に宣言しつづけ、みっちり勉強し、現役で東大に入り、優れた成績で大学院に進み、SONYに入社し、今も日々SONYの夢を実現すべく邁進しています。 そんなSONYの調子がおかしくなって久しいわけですが、その原因がどこにあるのかを考えることは、どこか、日本の将来を考えることと同じ意味を持っているように感じます。SONYの理念(設立趣意書)にある「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場」という言葉は、SONYのことを考えるとき、そして日本のことを考えるとき、必ず参照される「原点」としての風格と正当性を持ち合わせているように思うのです。 この夏、そんなSONY創業者である井深大氏と盛田昭夫氏の、SONYを「特別な存在」に変貌させていく決断と葛藤を描いた演劇『Heavenly Bento』が、青山円形劇場にて公演されます(2012年7月4日~8日)。この演劇を生み出したのは、ドイツ・ベルリンを拠点に活躍するアーティスト集団「post theater」です。 SONYが前衛的なアーティストたちによって演劇になるということは、SONYが「文化」として扱うのに十分な深みを持っているという側面のみならず、そのコアとなる価値が失われつつあることへの警鐘であるという点にも、やはり注目しなければなりません。 僕は、一企業を超えるSONYの価値が何であるか今一度確認するため、そして、その価値を少しでも継承するため、この演劇を観に行きます。SONYに対して、特別な思いを持っている人であれば、SONYが演劇でどのように表現されるのか、是非とも観ておきたいところではないでしょうか。 (これから、本を読みながら寝ます) 石垣と苔 ![]() ●無料メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by ned-wlt
| 2012-06-19 22:21
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