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僕たちが「ゆらぎ」という言葉を使うとき、そこには「あるべき場所の前提(バランスすべき場所)」みたいなのがありますよね。生物学的には、こういうのを「ホメオスタシス(恒常性)」といいます。
たとえば人間は、体内の塩分濃度を一定に保とうとしています。このホメオスタシスのために、僕たちは塩分濃度が低くなれば(1)塩分をとろうとするか(2)水分を排泄することで、塩分濃度が低いという「ゆらぎ」に対応します。 ●社会は大きく変化しようとしている ですが今、僕たちが目の前にしている変化は「ゆらぎ」ではありません。様々な物事の秩序が変わるような、大変化です。これを『グレート・リセット』と表現したリチャード・フロリダ教授(トロント大学)の意見に僕も賛成で、これからの20~30年という期間の間には、これまでとは異なる「新しいライフスタイル」が生まれ、僕たちの価値観にも大きな変化が起こるものと思います。 ギリシャ危機が、イタリア、フランスにまで拡大すれば、おそらくは、リーマン・ショックと同等か、場合によってはそれ以上の影響を世界に与える可能性があります。それはしかし、単なる不況ではなく、後に振り返ればグローバル社会の転換点として記憶されることになるように思うのです。 ●ホメオスタシスという内なる敵 世界の変化に合わせて、個人も組織も変化しないとなりません。しかし各種の変化に対して「これまでの状態を維持したい」といった、変化とは逆方向の力を、個人も組織も、その内側に本能として持っています。 組織のホメオスタシスは、ジェームズ・オトゥール教授(デンバー大学)が「変革を拒む33の憶測」(金井壽宏『組織変革のビジョン』より孫引き)のうち「第1番目」としてピックアップしているほどのもので、組織変革においては、大きな妨げになります。個人においても、これは同じことでしょう。 ●それでも(おそらく)変化しないもの 「○○スキル」とか、そういう小さいレベルのものは、どんどん「ゆらい」で、陳腐化していくでしょう。実際に、多くの技術は2年で陳腐化するという意見もあります。では、何もかもが変化してしまうのでしょうか。 僕は、人が職務経験の中で築き上げていく「信頼のネットワーク」だけは、社会が大きく変化した後も、有効な武器になると考えています。この根本を砕いていうなら「きわめて誠実であること」でしょう。誠実さを認めてもらいながら、少しずつ築いてきた信頼は、簡単には「ゆらがない」と思います。 ●「まとめ」みたいなもの ホメオスタシスから自由でありながら、かつ、きわめて誠実であること。誠実であるとは、変わるという約束をして変わること。やるという約束をしてやること。そして、誰かに10の恩をうけたら、それに必ず利息を付けて11にして返していくこと。 それでも、実際には多くの仕事が、低賃金の国外に流出していきます。さらに、コンピューターによる効率化の革命は、人のできる仕事を極端に限定していくでしょう。信頼のネットワークですら、まったく足りなくなるかもしれません。 いつの時代も、人生は自分の思い通りにはならないものです。しかし、僕たちが目の前にしているこの変化ほど、これが強調される時代もそうないと思います。 (今日は、反省すべきことが多くありました) 貝殻 「この変化は、優しくない。」 2011-09-25 「傾かない船と、過剰適応。あるいは社内公用語の英語化について。」 2011-09-23 「生き抜く力と、モビリティー(可動性)」 2011-10-31 ●メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by ned-wlt
| 2011-11-21 22:43
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