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以前も少し触れましたが、恐るべき若手人材についてエントリにしておこうと思います。慎泰俊(しん・てじゅん)さん、28歳です。彼は、普段は米系投資銀行に勤務している金融マンなわけですが、業界では日本初のマイクロファイナンス・ファンド(Living in Peace)を立ち上げた人物として有名です。
運よく直接お会いする機会があって、下北沢で夜中まで一緒に飲んだのですが、後日頂戴したお礼状に添えてあったのが、彼の著書『15歳からのファイナンス理論入門』でした。この本には、正直とても驚かされました。そもそも、普通は28歳でファイナンス理論の本なんて出せませんよね(笑)。解り易いファイナンスの本としては、個人的には『企業ファイナンス入門講座』以来のヒットでした。 深夜残業があたりまえの職種にありながら、マイクロファイナンスを立ち上げ、さらに毎週日曜日の朝8時から開催している勉強会の主催者でもあったりする「ガッツの塊」のような彼をして、圧倒的な読書量を背景としているので、本の執筆は不思議なことではないにせよ・・・28歳だったころの自分を思い出せば、やはり感嘆せざるを得ません。 文章を書くときに、「難しいことを難しく書く」のは、実は簡単なことです。個人的には「難しいことを簡単に、しかも自分の言葉で書く」のがライティング・スキルの最高峰だと考えているのですが、この慎さんの著書は、多くのビジネスパーソンを悩ませる難解なファイナンス理論を、なんと中学生にも解るような筆致で解説するものです。 個人的にとてもスッキリしたのは、普通は、株の値動き(企業価値の変動)の激しさ(ボラティリティーの大きさ)を示し、DCFによる企業価値算定においてWACCを計算するときに必要になる指標として理解されているβ(ベータ)値の説明でした。彼は数式を一切使わずに、身の回りの実例を列挙することによってβをサラリと定義してみせるのです。このあたりのライティング・スキルには、もはや「凄み」すら感じられます。 中学生向けとの触れ込みですが、誰よりもまず、過去ファイナンス理論にチャレンジして消化不良になっているビジネスパーソンにこそ強くオススメしたい本です。実は、この本から読み取るべきは理論ではなくて、ある一つの「世界の理解のしかた」だったりします。『15歳からのファイナンス理論入門』、ファイナンスを好きになるきっかけの1冊と言えるのではないでしょうか。 (お買い得です) 起動ボタン 「お金の時間的価値 (Time Value of Money)」 2007-04-25 「機会費用 (Opportunity Cost)」 2006-05-27 「ワーキング・キャピタル (Working Capital)」 2007-05-05 → twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by NED-WLT
| 2010-03-18 08:25
| 書評&映画評
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