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「場」ではなくて、「縁」を守りたいという気持ちが人を作るのではないか。人にとって「場」とは「縁」を生むための手段の1つにすぎず、人が本質的に求めているのは「良い場」ではなくて「良い縁」なのではないか。 エントリ「我々は「場」を求めているのではない・・・のかもしれない。」を書いてみて、僕は「縁」という概念には、なにか見直すべき価値があるかもしれないと感じました。マクロな視点から「縁」を考えると「人間によるウェットなネットワーク」ということになると思うのですが、今回はこれを「2人の間の縁」というミクロな視点で考えてみます。 ある2人の間に「縁」があるとした場合、その「縁」には2人を結びつけている力の「強さ」というものを定義することができそうです。今の僕が考えている「縁の強さ(=絆の強さ)」の定義は、次のようなものです。 以下、個々のパラメータについて考えて行きます。 共通する語彙数(V):話が通じること 興味や関心がどの程度共通しているかということと、縁の強さには相関性があると思われます。逆に興味や関心が全く一致しない2人の間に、強い縁が発生する可能性は少ないでしょう。 この共通の度合いを定量的に見るためには、2人の間で共通する語彙の数(V)を測定するのが良さそうです。特に、特定の分野でしか通用しないような専門用語に共通する語彙が多く認められる2人の間には、強い縁がありそうです。 合意数(A):話が合うこと 価値観が似ていることと、縁の強さには相関性があると思われます。ただし、価値観が似ているというだけでは不十分で、2人がそれを「自覚」していることが重要です。 価値観の近さを自覚するためには、2人に多くのことに合意した過去があることが必要です。これを合意数(A)として考えます。「オランダが好きか?」といった、本質的に人によって意見の別れる問いをたくさん立て、それへの解答がどの程度2人の間で一致してきたのかは、その2人の絆の強さと関係があるでしょう。 共有体験ファクタ(F) 人生において、多くの共有する体験を持っている2人の間には、強い縁が認められるはずです。ただし、体験は「数」ではなくて「質」で考える必要がありそうです。そんな質的なものを定義するのは難しそうですが、あえて表現してみると次のようになるでしょうか。 富士山麓での合宿のように「日常的でない体験」は記憶に残り易いでしょう。これを2人が共有すると、2人の間の縁は強くなりそうです。さらに、日常であっても、なにかビックリする(感動する)ような体験を共有した2人の間の縁も強くなりそうです。 困難を乗り越えるような体験(達成感の得られる体験)を共有する2人のほうが、困難を乗り越えられなかったような失敗を共有する2人よりも強い縁を持っていると推測されます。そこで共有達成感をパラメータに加えてみました。 この共有体験ファクタ(F)は、語彙数(V)や判断数(D)とは異なり、そもそも定量的に測定することが可能かどうかも不明なので、あえてファクタとして「重み付け定数」のような管理をするのが良いと思われます。 この仮説にどのような意味があるのか この仮説にそれなりに正しいところがあれば、縁の強さは、意図的に強化することも弱化させることも可能になります。誰か特定の人と仲良くなりたい場合や、特定の集団内部に強い絆を築きたい場合(=強いチームを作りたい場合)、その戦略の立案が簡単になります。 (これからDVDをみます) (蛇足)「場」という文脈で評価されることもある「奇抜なオフィス」は、今回の「縁の強さ」で考えると、奇抜なオフィスに関する語彙の共有(V)、奇抜なオフィスに関する意見の合意(A)、非日常性と意外性による、ある程度の共通体験ファクタ(F)を認める事ができます。しかし奇抜なオフィスの導入コストを考えると、増加する語彙数や合意数はおそらく不十分で、かつ共通体験としての達成感が抜けているため、縁を強める効果という側面からは、これに高い評価を与えることは難しそうです。 コハダ ![]() 「弱い絆理論」 2007-06-15 ●新刊『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト → twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by NED-WLT
| 2010-02-28 13:44
| 時事評論のまね
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