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アメリカでは先月より公開されており、先のヴェネチア国際映画祭では10分間のスタンディングオベーションを受けたという、マイケル・ムーア監督の最新作『キャピタリズム』の日本先行試写会に(なぜかマスコミ枠で)お呼ばれして行ってきました。
創業158年の歴史を持っていたリーマンブラザースの経営破綻(2008年9月15日)から僅か1年で、これだけの作品を仕上げてしまうプロジェクト・マネジメント力にも感服しました。 マイケル・ムーア監督自身が言っていることですが、彼は社会問題をえぐるだけでなく、エンターテインメントとして映画を作っています。前者の「社会問題をえぐる」という意味では、『キャピタリズム』を観る前と後でアメリカという国の理解や資本主義に関するイメージが大きく揺さぶられる衝撃があり、文句無く大成功だと思います。 しかし、エンターテインメントとしても高度に仕上がっている『キャピタリズム』の問題は、ウォール・ストリートの金融系企業で働く人々を「悪」とし、その他のアメリカ人を「被害者」として、この金融危機の図式をアンフェアに単純化してしまっている点です。この極端に「持たざる者」に偏った視点は、マイケル・ムーア監督の「らしさ」でもあるのですが、これがドキュメンタリーとしての価値を減じさせている面もあって、どうにも残念に映りました。 とはいえ、エンターテインメントとしての編集方法に無視できない問題があったとしても、映画を通して伝えられるのは、アメリカの富の95%をトップの1%が握っているといった事実の連続です。観れば間違いなくショックを受けるし、我々が望んでいるのは規制の不十分な資本主義ではなく、民主主義であるという原点に気づかされます(ただし現代の民主主義も2nd worstという視点も重要)。金融政策はもちろん、より一般に今後の政治のあるべき姿を考えるきっかけとしても、観ておかないとならない映画だと思います。 『キャピタリズム』は12月5日(土)にTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開され、2010年1月9日より全国拡大ロードショーの予定です。お時間があれば是非観てください。超オススメです。 (ケースを2本読んでから寝ます) おまけの「マネーき猫小銭入れ」 ![]() 「非連続に思える未来へだって、いつのまにかたどり着いている」 2009-08-18 → twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by NED-WLT
| 2009-11-03 23:20
| 書評&映画評
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