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どうして、こんな大切なことを見落としていたのだろう・・・。名古屋商科大学ビジネススクールMBAに通う松嶋さんが、卒論としてケースライティングに取り組んでいるのを読んだ事がきっかけで、しばらく「ケースライティングのスキルが持つ意味」について考えていました。そんなとき、先の教科書に出会い、やっと自分の意見がまとまりました。まず長いですが、以下の引用(孫引き)から始めます。
ハーバード・ビジネススクールのレイモンド教授は、“ケースメソッドでは、学生にケースを開発する訓練を与えないのが普通である。この点がケースメソッドの1つの欠陥になっている。学生は、ビジネスのある状況を書かれているケースを手渡される。ケースにはその状況をめぐる事実や数字が含まれており、いくつかの問題に学生の注意が向けられるように書かれている。しかし、現実のビジネスを模したものとしては不完全である。ビジネススクールの教育を受けた卒業生が、実業界に入ったからと言って、ケースに書かれているような状況に直面することはほとんどない。それゆえ、自分でビジネスの現場を調査して、どのような状況におかれているか、そしてどのような問題があり、解決すべき問題はなにかをレポートにまとめなければならないことになる。プロジェクト・レポートは、ケースメソッドのこのような欠陥をある程度是正することに役立つものである。プロジェクト・レポートを作成するためには、学生はまずケースとして取り上げる状況を発見し、その実情を把握し、それをケースとしてまとめあげ、ついでそれをどう分析したかを示し、それに基づいて、どのような対策を講じたらよいかを提示しなければならない”と述べている。 当たり前のような記述ですが、この中には大切な視点が隠れています。それは「ケースメソッド教育は、ケース教材をベースにした討論の数をこなすだけでなく、ケースライティングのスキルが身に付いてはじめて完結する」ということです。 ビジネススクールでは、学生はそれこそ数百件のケース教材をこなします。ですから学生は「ケース教材さえあれば」広く問題を洗い出し、それを分析し、仲間と討論をしつつ、解決策を練ることができるようになります。 しかし卒業してビジネスの現場に出ると、そこには客観的な事実として紙に書かれたケース教材はありません。卒業生は、現実のビジネスとケース教材への取り組みの間にある深い溝にガッカリするものです。 しかし、ここにケースライティングのスキルがあれば、自分で自分の置かれているビジネス環境をケース教材として書き出してしまうことが可能なのです。なんて当たり前のこと!これに気がつければ、ケースメソッド教育の価値は数段高まるのではないでしょうか。つまりケースメソッド教育とは、 (1)多数のケース教材を通して問題解決へのアプローチの仕方を学び という3段階で完結するのではないでしょうか。その意味では(2)ケースライティングの機会や(3)他者にケースメソッドを教える機会などをほとんど提供しない現代のビジネススクールのカリキュラムにはデザイン・エラーがあると考えられます。特に(2)ケースライティングのスキル習得は、ケース教材を用いた討論学習と同等か、それ以上の時間と労力が必要だと思います。うーん、面白い。 (これから出社します) すぐそこにあるケース ![]() ![]() → twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by NED-WLT
| 2009-10-13 08:33
| ケースメソッド
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