企業においてケースメソッドを進めるとき、既存のケース教材を用いるのではなくて、自社における実際の事例を用いたいという気持ちになるのは当然の流れだと思います。そうしたとき、ケース教材を作成するスキル(ケースライティングのスキル)が必要になりますが、いきなり良い本を探そうと思ってもなかなか難しいです。
良質なケース教材集である『
ケース・メソッド入門
』(p40〜51)にも参考にすべき記述がありますが、まずは『
日本版ケースライティングガイドブック』(pdf)に当たることをオススメします。このテキストは、日本におけるケースメソッドの第一人者である高木晴夫先生が監修をしている全107ページにも及ぶケースライティングの解説で、な、なんと無料です。
標準的なケース教材の構成などはもちろん、出来上がったケース教材を評価するためのチェックシートが付いていたりと、非常に使い勝手のよい作りになっています。こういうのが落ちているから、ネットはやめられないです(笑)。
(周囲が明るくなってきました)
サザエ

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