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2週間ほど前の読書に関するエントリ「読書量の増やし方」へのコメントとして、「熟読」について記事のリクエストを頂戴しました。以前から気になっていたテーマだったので、これを機にエントリとしてまとめてみます。言うまでもないことですが、本稿の内容はあくまでも僕の個人的な意見です。
まず本稿における熟読とは、「十分な時間をかけて、ある1冊の本をじっくりと隅々まで読むこと」と定義します。ある1冊の本を熟読するということは、同じ時間で本を2冊かそれ以上読めたかもしれない可能性を捨てるということであり、それには莫大な機会費用が発生します。 読書には大きく言って2つの異なる目的があります。1つは良質な情報を入手すること(=知るための読書)で、もう1つは自分の思考レベルを高めること(=考えるための読書)です。 まず、知るための読書において熟読をするのは時間の無駄です。例えば、ある分野の情報を入手することを目的とした読書の場合は、特定の著者の本を1冊熟読するよりも、意見の異なる著者の本を複数速読することのほうが有効だと考えられるからです。 ですから、ある本を熟読するのは、その本が自分の思考レベルを高めるトレーニングとして有効な場合に限られるでしょう。直感でもわかると思いますが、こうした本は往々にしてギチギチに情報が詰まっている本ではなくて、ロジカルな思考をベースにしつつ、行間がとても広い本(時に詩的ですらある本)であることが多いものです。 熟読の作法、その本質は「熟読すべき本」と「速読すべき本」の選択を間違えないことにつきるのではないかと思います。難しいのは、こうした熟読すべき本というのは、その時の自分の成長度合いに応じて変化するという点です。なんとか背伸びすることによって読解することが可能な本を、階段のようにつないでいく熟読ができれば理想的です。 (もう少し本を読んでから寝ます) (蛇足1)本稿ではあえて取り上げませんでしたが、読書には当然、楽しむための読書というのもあります。そして本の中には、楽しさのあまり、それなりの機会費用を支払ってでも「熟読させられてしまう本」というのが確かに存在します。先週紹介した『アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ』は、完全にそうした本に属するでしょう。 (蛇足2)本稿では、熟読すべきかどうかの判断単位を1冊の本としましたが、もう少し細かくいうと、1冊の本の中にも「熟読すべき部分」と「読み飛ばしてしまっても良い部分」が混在しているのが現実です。そこらへんの判断は、読書量を増やす事でしか養えないように思います。 ある日の夕食 「テレビがダメで、読書がアリな本当の理由」 2007-02-05 「経験の受け皿」 2009-02-20
by NED-WLT
| 2009-06-27 22:01
| 時事評論のまね
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