拙著『
英会話ヒトリゴト学習法』の巻末に解説を寄せていただいた外務省の赤松武さんにお会いしました。圧倒的な教養が言葉と言葉の合間から漏れてくるような、物静かなのに恐ろしく迫力のある人物です。実際に日本の外交を動かせるような人と、日本の未来について話ができるという贅沢・・・これは大変なものです。
自分のキャリアを考えるときは、自分という人間を、あたかもひとつの企業のようにとらえると良いと言います。自らを企業とし、そのCEOとしての視点から企業価値を高めるような戦略を考えれば、より客観的に自分を観察しコントロールすることができるからでしょう。僕という企業にとって赤松さんは、いわば社外取締役といった存在で、これからも多くのことを直接教えていただきたい方です。
もう一人、僕が勝手に自分の社外取締役にしている人に、山田政幸さんという方がいます。高校時代からお世話になっている先輩なのですが、最近、『
オープンイノベーション 組織を越えたネットワークが成長を加速する』という本の監訳をされました。ひやかしのつもりで読んでみたら、これがすごい本で、イノベーションの今後に悩んでいるマネージャー、新しい人事戦略を考える人であれば必読の本です。お正月の読み物に迷っている方は、是非どうぞ。
(ではでは)