マーク富岡さんにお会いしました。

金曜日の夜は、出張で偶然オランダに滞在中だったマーク富岡さんにユトレヒトでお会いしました。マークさんと言えば、ベストセラーとなった『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』の著者として有名です。実は、僕のインタビュー記事が掲載された別冊宝島『ハイパフォーマンス仕事術』にはマークさんのインタビュー記事も掲載されており、これからも何かとご縁がありそうです。

さてマークさんは、日本の大手メーカー海外部に所属しているバリバリのビジネスマンです。ご著書やインタビュー記事にもあるとおり、その実態はプロの交渉人（ネゴシエーター）で、先月はなんと合計で28便の飛行機に搭乗し、90時間も雲の上にいたそうです。年間にすると、だいた120～130日は海外を飛び回る生活をされているそうで、本の執筆にもこうした移動時間を利用されているとのことでした。

日本より一足先（？）に「恐慌」に突入しているヨーロッパでは、最近の交渉の多くはネガティブなものとのことで、その点では相当お疲れのようでした。日本の銀行に勤務する別の知り合いの方も同じことを言っていたのですが、銀行がいきなり融資を閉めている結果としての黒字倒産が意外と多いのだとか。やはりキャッシュは命ですね、キャッシュ。

とにかくさすがは交渉人、マークさんの上品で力強いお人柄と、その優れた話術にはすっかり説得されてしまいます（笑）。マークさんも僕も、この週末は仕事が入っていたので早めにお開きとする予定だったのですが・・・結局朝の2時ごろまで飲んでしまい、終電を逃すはめになってしまいました（笑）。マークさん、また世界のどこかでお会いしましょう！

（ちょっと外出してきます）