今日は、朝から晩まで法律系の研修を受けてきました。オランダでもかなりマニアックな研修にも関わらず、受講生の中には僕以外にも1人日本人がいました。彼は僕よりも6歳年下なのですが、キャリアの尖り方は先方のほうがずっと上です。今後も、僕のほうが彼に色々と教えていただくことになるでしょう。
あくまでも僕の実感ですが、やはり76世代(ナナロクセダイ=1976年の前後2年以内ぐらいに生まれた日本人)には優れた人材が多いように思います。自分のキャリアは自分でデザインするという点において、76世代はかなり自覚的です。この点で、年功序列や終身雇用への「未練」に行動力を奪われているかのように見える団塊ジュニア世代とは、大きな違いを感じます。
これはどうしたことだろうかと、その原因を求めて本棚をスキャンし、久しぶりに『
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』を手に取りました。この本の著者の城繁幸氏は、僕と同じ団塊ジュニア世代に属し、76世代をどこか羨ましそうな目線で観察しています。団塊ジュニア世代と76世代の間にある溝は、恐ろしく深いのかもしれないと改めて感じました。
(今晩も梅干入りの焼酎です)
川