がっかり・・・。

ついさっき、お別れ会の会場から自宅に戻ってきたところです。今日の午後は、母校のビジネス・スクールでお世話になったMBAプログラムのディレクターの公式なお別れ会でした。そんな大事な場で、プログラム卒業生を代表するお別れのスピーチを行ったのですが・・・これが上手くできませんでした。

この日、お別れのスピーチを行ったのは学長も含めて合計で6人。僕は3人目でした。まず1人目のスピーチが最高に良かったのですが、それに大きく影響されたのがそもそもの間違いでした。2人目のスピーチは学長で、さすがベテラン、1人目のスピーチの良かったところをアドリブで取り入れて、実にスムーズにこなします。

3人目の僕は・・・学長のスピーチに倣って、自分の伝えたいことが1人目の話に重なるように、スピーチの直前に話す内容の変更を試みました。この直前の変更が、まあ思うようなスピーチができなかった一番の原因でしょう。そしてもうひとつの原因は、僕だけメモを持たずにスピーチに臨んだことです。

十分に練習したとはいえ、格好を付けてメモすら持たず、直前に内容を変更していれば・・・ダメに決まってますよね（苦笑）。客観的には、つまらないスピーチといったところで、まあ会場にいる人が引いてしまうような失敗ではなかったものの、自分の伝えたかったことの半分も言い切ることができませんでした。

よく言われることですが、5分のスピーチのほうが、1時間の講義の何倍も難しいという事実を、あらためて体験することになった夜でした。僕のスピーチに期待してくれた、お別れ会の運営委員の方に申し訳ないです。がっかりですが、まだまだ経験不足だということです。次は同じ失敗をしないように心がけます。

（梅干入りの焼酎を飲んで寝ます）

上手く行くことばかりじゃないね