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コミュニティーの意義が見直されつつあるという話しの続きです。前のエントリで見たとおり、かたや地域コミュニティーは弱体化し、こなたNPO法人というコミュニティーは増加傾向にあります。
ところで、コミュニティー形成を決めるのは、他人同士が「つながる力」でしょう。ではこの「つながる力」を支えているのは、いったい何でしょうか。『コミュニティ科学―技術と社会のイノベーション』の知見に頼りつつ、以下考えてみます。 ●2つの「つながる力」:現実空間&情報空間 「つながる力」には、自動車や電車といった「移動技術」の発達などにより高まる「現実空間でつながる力」と、電話やインターネットといった「コミュニケーション技術」の発達による「情報空間でつながる力」の2種類があります。 移動技術の発達は、大都市で働くサラリーマン(職場に帰属する)を増加させ、結果として地域コミュニティーを弱体化させました。これに対して、コミュニケーション技術の発達は、コミュニティー形成において、個人の趣味・信条・利害・立場などが似ている人々を集められるという「マッチング」を向上させています。 ●インターネットの登場 いかに人付き合いが苦手な日本人でも、自分の趣味・信条・利害・立場と「マッチング」が高いコミュニティーであれば、コミュニティー参加の敷居が低くなるはずです。日本におけるインターネットの普及は、以下の図のようになっていて、その高まりがちょうど、子供と高齢者の人口比率が高まり、かつNPO法人数が増加しはじめる1990年代後半と重なっているところは注目に値します。 出典:社会実情データ図録HP 地域コミュニティーの弱体化により、地域コミュニティーが過去、そこに所属する個人に提供してきた各種サービスはかなり失われました。この穴を、急増するNPO法人が埋めている可能性があるのですが、そうしたNPO法人の急増を支えているのは、インターネットではないかというのが僕の仮説です。 ●職場コミュニティー2.0 ネット上で価値観を共有できる人々に出合い、自然と「何か一緒にやろうよ」ということになり、NPO法人が生まれているのかもしれません。そこにいくばくかの真実があるとするなら、同じような動きが「職場コミュニティー」にも還流してくるかもしれません。 職場コミュニティーも、実は弱体化しつつあります。人材の流動性が高まり、目標管理制度の間違った運用などにより、職場における同僚との距離感が大きくなりました。さらに、終身雇用的な人事慣行の崩壊・・・。多くの人が職場への帰属意識を失いつつあり、その中で自分が帰属すべきコミュニティーを探しているのかもしれません。 この流れを受けて、多くの人はインターネット内の「緩いつながり」の中に帰属しようとしているように感じられます。しかし、インターネット内のコミュニティーには、生成と消滅が早いという特徴があり、人間の帰属欲求を満たすには不十分ではないかと思います。 そこで僕は、新たな形での職場コミュニティーの復活(職場コミュニティー2.0)を考えたいのです。 会社組織の外側では、コミュニケーション技術としてSNSやミニブログが主役として台頭しているにも関わらず、会社組織の内側で主役になっているコミュニケーション技術は、未だにメールだったりします。ここには、多くのチャンスがあるはずです。 (多分、つづきます) 宴のあと ●メルマガ『人材育成を考える』もよろしくお願いします。 ●twitterもやってます:http://twitter.com/joesakai
by NED-WLT
| 2011-01-15 08:29
| 時事評論のまね
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